お世話になったあの人に
「ナシレマッ」を贈ろう
われらマレーシアごはんの会のもとにビッグニュースが飛び込んできたのは今年の夏のこと。「三越伊勢丹のお歳暮にナシレマッが登場」。まさか、あのナシレマッがデパートの高級ギフトになるなんて!
「豊かな食文化が育んだ珠玉のひと皿」「おかずランキングベスト5」など、この連載でも何度となく取りあげているマレーシア料理の代表格、ナシレマッ。ココナッツミルクで炊いた香りのいいご飯に、サンバル(コク深い唐辛子ペースト)をかけ、揚げた煮干しやピーナッツなどのおかずと一緒に食べるマレーシア定番の朝ごはん。
このたび、ナシレマッが日本を代表するデパート、三越伊勢丹のお歳暮ギフトとして商品化されたのです!
これは三越伊勢丹が2014年からすすめている食の多様性プロジェクトのひとつ。「アジア料理への関心が高まるなか、ワールドデリシャス ジャーニーというアジア料理を中心としたギフト企画を昨年のお中元よりスタート。
また、世界中から多様なゲストに対応するため、イスラム法上食べることが許されている料理“ハラルフード”にも力を入れており、今回はイスラム教徒の方も安心のハラル調理でナシレマッをお歳暮ギフトにしました」と三越伊勢丹食品統括部ギフト担当の大澤さん。
2019.12.11(水)
文・撮影=古川 音(マレーシアごはんの会)