キリスト教徒でなくとも、パンとワインは切っても切り離せない関係。

 パン飲みは、懐石料理のお凌ぎのようにパンをちょっとかじることで空腹を凌げるから、安心してお酒が飲める。

 パンのバラエティを楽しみ、嚙みしめながら、ワインをごくり。パンがおいしすぎるとパンばっか食べて、料理はちょっとしか食べられない。この加減が難しい(笑)。

 蕎麦屋で蕎麦前と称して昼間からお酒が飲めるように、パン屋なら昼ワインも罪悪感なく堂々と飲めるのが嬉しいですね。


ガリッと焼いた香ばしい
パンとワイン

●まちのパーラー

ハード系のパンを中心にキッシュや焼き菓子も並ぶ。

 人気ベーカリー、パーラー江古田の姉妹店。朝はキッシュやトースト、昼はサンドイッチ、夜は肉料理と、いつ訪れても楽しいパンの楽園。

フレッシュトマトとペコリーノのサンドイッチ 720円。サルシッチャのパン盛り&ワインセット 1,740円~(10:00~)。ワインは数種から選べる。

 自然派ワインの品揃えも秀逸で誰もが飲まずにいられない。

ガリガリの皮がワインのいいつまみ。パン盛りセット 980円~。全粒粉のくるみパンなどワインにぴったりな4種のパンが2切れずつ。ドリンク、サラダ付きで、バターかオリーブオイルが選べる。

「自家製サルシッチャにパテ・ド・カンパーニュと冷たい白ワイン、そしてがつっとしたパン。昼から飲めて、ランチ限定のサンドイッチもいい」(渡辺Pさん)

保育園に併設の明るい店内。ひとりでも、みんなで飲んでも居心地抜群。

まちのパーラー

所在地 東京都練馬区小竹町2-40-4 1F
電話番号 03-6312-1333
営業時間 7:30~L.O. 21:00(ディナー 18:00~)、月曜 7:30~18:00
定休日 火曜
座席数 22席
https://www.facebook.com/まちのパーラー-146767532061539/

●紹介してくれたのは……
わたなべPみちこさん(フードジャーナリスト)

食にまつわる仕事に関わる食中心のライター&編集者。味にはつくり手の人生が映し出されると信じ、つくり手の半生をじっくり聞き出す。
きっかけパン:アンデルセンの前身「タカキベーカリー」。甘くておいしいパンに心奮われる。

パンが先か? ワインが先か?
楽しい「パン飲み」のすすめ

2019.11.05(火)
Text=Kaori Minetsuki
Photographs=Masahiro Shimazaki

CREA 2019年6月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

なんでこんなにパンが好き?

CREA 2019年6月号

おいしくて楽しくてみんなが夢中……でも
なんでこんなにパンが好き?

定価780円

毎日楽しめる、皆でシェアできる、そのままでも、調理してもおいしい、しあわせの香りがする……。パンってやっぱりいいですよね。それにしても、ブームが終わらず皆の心を掴んで離さないのはなぜ? そこで今回は、パンを愛する人たちに“好き”の理由を伺い、旬のトピックスを徹底調査。保存版のパンガイドができました。