世界各国の人気インフルエンサーがデザインしたアイテムを受注生産で購入できる、Amazon Fashionの新サービス「The Drop」。

 このThe Dropに、有名モデルで自身のブランド「ラウタシー(LAUTASHI)」のデザイナーも務める鈴木えみさんが、初の日本人参加者として起用された。

 10月9日(水)AM7:00より、彼女がデザインした8アイテムが、10月10日(木)PM1:00までの30時間限定で販売される。販売開始を記念し、ローンチパーティが都内某所にて行われた。

 鈴木えみさんは今回の起用について、

 「30時間限定の、完全受注生産という試みが新しく、デザインプロセスも普段とは異なる進め方だったので、わたし自身にとってもチャレンジングな経験でした」

 とコメント。

 普段とは異なる“デザインプロセス”とは?

 「わたしがデザインを務めるラウタシーでは、デザインをわたしがおこして、パタンナーさんと打ち合わせをして、サンプルのチェックをして……という進め方をしているのですが、今回はデザインコンセプトを伝えるムードボードを提出して、それをもとにデザインチームがたくさんの提案をしてくれて、その中からわたしがいいものを選んで、『ここをこういう風にしたい』と言って……という進め方でした。

 なので、一人から生み出すものというよりも、チームで作らせていただいたという感覚です。どういう風に出来上がるか、私自身も楽しみにしていました」

 The DropはアメリカのAmazon本社が主導するグローバルプロジェクト。

 「最初にお話をいただいてからの準備期間は約4カ月。週1~2回テレカン(電話会議)をして進めました。時差があるので、朝9時から打ち合わせをしたことも」

 と裏話も明かしてくれた。

2019.10.09(水)
文=CREA WEB編集部
撮影=杉山拓也