#186 Weligama
ウェリガマ(スリランカ)

 “インド亜大陸の涙のひとしずく”と称され、シンハラ語で“光り輝く島”を意味するスリランカ。ちょうどティアドロップ形をした島の、南端に位置するマータラ県のビーチを今回はホッピング。

 まずは、コロンボから南へ約164キロに位置するウェリガマへ。車は延々と海岸線を飛ばしていきます。

 車窓から眺めたスリランカは、ワクワクが詰まった不思議ワールドでした。カラフルにペイントされた長距離バスや、サーフボードを10枚以上も載せたトゥクトゥク、サロン姿の男性のまたがる自転車が行き交っています。

 道端にはランブータンを山盛りにした屋台や、かわいい丸まったシンハラ文字の看板。そして何よりも目が釘付けになったのが、道端に飾られた仏像です。きらめくネオンを背負った仏像や、レースのカーテンで飾られたガラスボックスに鎮座する仏像、とにかくど派手。楽しい異文化体験です。

2019.11.30(土)
文・撮影=古関千恵子