マレーシア人の宴の
定番料理といえばカニ!
友人や家族が集まり、いつもよりちょっと贅沢な食事を、というとき。日本人が思い浮かべるのはウナギやすき焼きでしょうか。
マレーシアではずばり、カニです。
海に囲まれたマレーシアは、シーフード大国。エビ、イカ、カニ、貝、魚などを提供する海鮮の店はとてもポピュラーで、なかには水槽から活きた魚介を選ぶタイプの店もあります。
これらの店で、もっとも華やかなメイン食材といえるのがカニ。
ハレの日にはみんなでシーフード店を訪れ、にぎやかにカニパーティーを楽しむのです。



さて、そんなカニ好きのマレーシア人が、どんなカニ料理を食べているかというと、これがビックリ!
日本のカニ料理からは想像できませんが、“炒めて”食べるのです。
中華鍋で油を熱し、にんにくなどで香りをつけたら、甲羅ごと豪快に放りこんで特製ソースをからめます。
そして、このソースこそがマレーシアのカニ人気を支える立役者。個性的でヤミツキになる味が多数!
それではさっそく、人気のソースを紹介しましょう!
2019.03.17(日)
文・撮影=古川 音(マレーシアごはんの会)