今しか買えない
サクラプチプラコスメ
#03 ネイル&ハンドクリーム
2019年の優秀プチプラコスメは、“サクラプチプラ”でスタート。春が待ち遠しいこの時期に、色や香りで気分だけでも春を先取りできる、サクラにまつわるプチプラコスメを、全5回でお届けします。
◆エテュセ
クイックケアクリーム
さくらの香り(数量限定品)
みなさんこんにちは、プチプラ美です。目で、香りで、春気分を先取りできて、もちろん実力もあるサクラプチプラコスメ、3つめはコレ。大人気のエテュセです。
まず、満開のサクラのイメージという限定パッケージが可愛い!
パステルピンクのチューブに濃淡のサクラの花が描かれたデザインは、たとえ普段はパステルカラーや“可愛い”と言われるものに興味を示さない大人の女性でも、店頭でつい目を止めてしまいそうです。
だいたい1~2月頃って、都会でも本格的な真冬の気温が毎日続き、大多数の人はダークカラーの上着をはおり、紅葉も完全に終わっているので街に色がないような印象の日々が続いている時(お花屋さんは除く)。冬に飽きてくる頃ですよね。
そこにこのピンクが目に入ってきたら、インパクトバツグン。
こういう可愛いピンク系のカラーって、「大嫌い」という女性はほとんどいないのではないでしょうか。一番好きな色ではなくても、本能的には拒否しない色なのでは? と思います。
容器が可愛いというだけでなく、そこはエテュセ、中身、質もしっかりしています。
この製品、名前が「ハンドクリーム」ではなく、なぜ「クイックケアクリーム」なのか。それは、手の肌はもちろん、爪にも塗ってしっかり保湿してOKの、ネイル&ハンドクリームというつくりだから。
実は資料を読み込む前に、まず塗ってみました。たまたまカラーネイルを落とした直後で、珍しく素爪の状態だったので、爪の根元や両サイドのフチと、爪全体にも塗り塗り。
その時、「心なしか爪のピンク色がキレイに見える」と感じ、さらに少し時間が経った後に、「塗った直後じゃなくても、なんだか手の甲がツヤがあるように見えるな」と感じたのですが、それぞれちゃんと理由があったのです。
まず手肌のためにWヒアルロン酸やシアバターが配合されていますが、それ以外に、爪を保湿するためのアクアインプールという保湿成分が配合されています。
また、肌も爪もツヤが出るように、アルガンオイルとローズヒップオイルも配合されているのです。
爪のための成分や、ツヤが出るようオイル成分が配合されていたからだったんですね。ツヤといってもパーリーなツヤではなく、キメが揃って光を反射しているような感じのツヤで、数時間は消えない印象です。
爪のフチが白っぽく乾燥していると、どうしても疲れた手に見えるし、ささくれにもなりやすいので、「爪にもいい」というのはかなり嬉しい処方ですよね。
また、なじんだ後はほとんどベタつきません。そのベタつかなさ具合も優秀。仕事の途中、家事の途中でもちゅうちょせず塗れると思います。
実は肌も爪も、元をたどれば同じタンパク質で出来ているので、肌にいいものは爪にもいいのは当然と言えば当然。
なのですが、硬さや内側の構成が違うために普段はつい分けて考えてしまいがちです。
爪専用のオイルなどを塗ってケアするのももちろんいいのですが、このクリームのように両方をきちんと保湿するために考えられていると、急いでいる時や、カラーネイルなどは塗らない、塗れないけど、手と爪はできるだけキレイに見せたい、という人にとてもいいなと思いました。
単に雰囲気だけ季節感を打ち出すのではなく、ケアする部分をより向上させよう、というコンセプトがきちんと伝わるサクラプチプラに、脱帽です。
クイックケアクリーム さくらの香り
30g 1,000円(限定発売中)
https://www.ettusais.co.jp/items/95915/
♢エテュセ
フリーダイヤル 0120-074-316
https://www.ettusais.co.jp/
私はココで購入しました
・MS・Style Echika 表参道
https://www.echika-echikafit.com/shop/omotesando/omt09
プチプラ美
高級コスメにうっとりしつつ、デイリーメイクにはプチプラコスメも出番多し、の美容メインのなんでもライター。編集プロダクションと美容雑誌編集部を経てフリーランスに。かれこれ20ウン年美容雑誌業界の片隅でお仕事中。肌データは、アトピー持ちの(でも現在はほぼ出ない)基本乾燥肌。……なのに寄る年波で部分的な毛穴の開きやテカリも気になる。スペインとお肉とオヤジ俳優好き。
Column
大人がうっとり♡ 優秀プチプラコスメ
大人にもオススメしたい、大人にこそ使ってほしい優秀なプチプラコスメ。コスメファンのプチプラ美が、いつものあのショップで見つかる、使ってよかったアイテムを紹介します。
2019.02.05(火)
文・構成=斎藤真知子