都内随一の高さから星空が楽しめる六本木ヒルズ展望台 東京シティビューでは、火星の大接近にあわせて「火星接近 観望会」を開催する。
![15年ぶりに地球に大接近する火星。次の大接近は17年後の2035年。(C)NASA](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/3/-/img_43dfe51b776fa7eb520e66dc6d61252291343.jpg)
火星はおよそ2年2カ月ごとに地球に接近するが、今回の火星と地球の接近は「大接近」といえるほど近い距離で、前回の2003年以来15年ぶりとなる。最接近は、2018年7月31日(火)だ。
![天文の専門家による解説のもと、地球に大接近する火星を高性能な望遠鏡を用いて観望する。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/0/e/-/img_0ebdf6cbe5efdad24122e47ed50f3f7885999.jpg)
遠く離れているときには見えない火星の表面の様子も、大接近時には観望のチャンス。火星の近くには土星や同じ赤色に光るさそり座の一等星アンタレスもあり、明るい3つの星が並んでいる様子は肉眼でも楽しめる。
また、六本木天文クラブでは、この貴重な火星接近をより深く楽しめるよう、「惑星」をテーマにしたトークイベントも開催。
さらに、夏休み期間中、子どもたちの自由研究にもぴったりなキッズワークショップも用意されている。
![キッズワークショップ「わくわくドキドキ星空観察 天体望遠鏡をつくろう!」では、月のクレーターや土星のリングもばっちり見える本格派望遠鏡を作成。自分だけのオリジナル望遠鏡に、子どもたちも喜ぶこと間違いなし。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/0/-/img_b088c700a8ad3f02bfbf1223f3886be592211.jpg)
![月と地球の大きさや距離の比もわかる便利なメジャーボックスを作るキッズワークショップ「わくわくドキドキ宇宙工作~地球と月のメジャーを作ろう!」。宇宙の大きさを体感できて、子どもの世界も広がるかも。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/6/8/-/img_68cd535ab170dd4058cc4755f79c350986562.jpg)
この他にも、毎月第4金曜日に定期開催の「星空観望会」や、「ペルセウス座流星群」の解説セミナー、旧暦の七夕にあわせた「伝統的七夕特別星空観望会」「中秋の名月 観月会」など、様々な天文現象に合わせたイベントの開催が予定されている。
トークイベントやワークショップなどの詳細・申込みは、東京シティビュー公式サイトで確認を。
![旧暦の七夕にあたる2018年8月17日には、織姫星や彦星だけでなく、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の中で『サファイアとトパーズ』と表現された美しい星も探せる。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/5/-/img_85e86d6de6971e4f5bd132617ec9d929118095.jpg)
今年は8月上旬に金星、木星、土星、火星が宵空に集合。これら4つの惑星が同時に見えるのはとても珍しい。
「火星接近 観望会」の開催は、火星の大接近の前後にあたる2018年7月27日(金)~8月3日(金)まで。ぜひこの期間だけの貴重な体験を、六本木の上空で楽しんでみては?
「火星接近 観望会」 開催概要
日時 2018年7月27日(金)~8月3日(金) 20:00~22:00(最終入場 21:30)
場所 六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー「スカイデッキ」(森タワー屋上)
料金 無料
参加方法 時間内に「スカイデッキ」へお越しください。
※雨天・曇天などで星が見えない場合は中止となります。
※中止の場合は、当日の17:30 頃に東京シティビュー 公式サイトにて発表します。
※ただし、スカイデッキまでの入場料(一般 2,300円)が必要です。
※年間パスポートをお持ちの方は無料となります。
![](https://crea.ismcdn.jp/common/images/blank.gif)
2018.07.21(土)
文=木間のどか