Magnificent View #1343
コモリン岬(インド)
(C)Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages
インド最南端の都市、カンニヤークマリ。この街を訪れる多くの人の目的は、コモリン岬への巡礼だ。ここはヒンドゥー教徒にとって大切な聖地とされている。
岬の東に浮かぶヴィヴェーカーナンダ・ロックは、19世紀末にヒンドゥー教の聖者スワミ・ヴィヴェーカーナンダが瞑想したと伝えられる岩場。岩の上には彼にまつわる記念堂が、そしてすぐ隣の岩場には、5世紀から6世紀にかけて活躍したとされる南インドの詩人ティルヴァッルヴァルの像が立っている。
アラビア海とインド洋、ベンガル湾が交わるここは、インドで唯一、太陽が海から昇り、沈む場所。ヴィヴェーカーナンダ・ロックとティルヴァッルヴァル像に重なる朝日と夕日は、世界でも最も美しいともいわれている。
夜はご覧のようにライトアップ。たとえ天候が悪くご来光や落日が拝めなかったとしても、美しい夜景を眺めることができる。
文=芹澤和美
