毎日忙しく働く女子のみなさん、有給休暇、とってますか? 明日からの仕事をがんばるためにも、いつもよりのんびり行きましょう。有休とって、ハワイへ!

1926年にオープンした映画館「ラナイ・シアター」がリニューアルして「ハレ・ケアカ」に。

 働き女子に必要なのは、ほっとする時間。人口約3100人のラナイ島では、日常の生活スタイルそのものがのんびり、のほほん。銀行も、学校も、教会も、スーパーマーケットも、大きな建物なんていらないから、ラナイ島で目にする建物は小ぢんまりとして、なんだかかわいい! のんびり散歩するだけで、心がほぐれていくのです。

信号のないラナイ島の中心「ラナイシティ」

左:ラナイ・ユニオンチャーチ。
右:こちらは銀行。

 ラナイ島には信号がありません。島の中央にある、ドール・パークを中心にしたラナイシティが島の中心部で、ラナイ島で生まれ育ったというドライバーのおじいさんいわく「ここが町の全部」。町の人たちはラナイシティでコーヒーを飲み、薬局やスーパーで必要なものを買い、銀行や教会に立ち寄って、町で会った人とおしゃべりをして……、という毎日なのだそう。

町の案内サインもなんだかほっとする。

 そんなのんびりモードの田舎町、だけど「シアターはすごいよ!」と教えてくれたのが、さきほどのドライバーのおじいさん。「最新の音響システムと革張りのシート。設備も素晴らしいけれど、毎週新しい作品が届くんだから、すごいよね」。なぜこんな素敵な映画館が、太平洋にぽっかり浮かぶ人口3100人の小さな島にあるのか。

 それは、オラクルの創業者のラリー・エリソン氏のおかげ。2012年にラナイ島の前の持ち主からラリー氏が島のほとんどを買い取ってから、「島の人たちが幸せに暮らせることが大事」と、島の産業への投資はもちろん、この映画館のために相当の金額を投じたのだとか。

町の中心地にある島民の憩いの公園、ドール・パーク。
ロコピープルの生活に欠かせないスーパー、リチャーズ・マーケット。
フルーツがいっぱい! 惣菜のほか、お土産にぴったりなマウイ産の食材も購入できる。
ラナイ・フラ・ハットは雑貨屋さん。
ハワイのローカルアーティストの作品をお土産にしたい。

※ページで紹介しきれなかったラナイ島のかわいい風景は、Instagramにアップしていますので、こちらもチェックして!
» Instagramで「#クレアとラナイシティのかわいい風景」を見る

2016.10.26(水)