イーストと具材は自動投入で手間いらず

 フタの裏側には「イースト・具入れ容器」が搭載されており、この容器にドライイーストを入れておけば、パン作りで重要なドライイーストを適切なタイミングで自動投入してくれます。また、クルミやレーズンなど乾燥している具材や熱で溶けにくい具材の自動投入に対応しているのも、手間が減らせるうれしいポイント。

 この「イースト・具入れ容器」は簡単に着脱できて、丸洗いできるので使用後のお手入れも簡単です。ちなみに、生フルーツやチョコレートなどの具材は、生地の発酵が始まる前に手動で投入することになります。具入れのタイミングはブザーで知らせてくれるので、うっかり入れ忘れた……なんてことも減らせますよ。

 基本の使い方は簡単で、「イースト・具入れ容器」にドライイーストと具材を入れて本体にセット。あとは、パンケースにハネを取り付けて、付属のレシピブックを参考に材料を計量して入れて本体に取り付ければ、コースを選んで「スタート」キーを押すだけです。

 コースは食パンだけではなく、クロワッサンやフランスパン用のパン生地作りやうどんやそばなどの生地作り、さらにケーキを焼いたりジャムを作ったりと26コースも搭載されていますが、今回は初使用なので、冒険せずに食パンを作ってみました。

2016.09.23(金)
文・撮影=齋木香奈美