タクシーなどでお店に向かう際は、ドライバーに市場の名前だけ伝えるとどこに降ろされるかわからないので、富民路と萬大路の交差点を目指し、そこから市場に入りましょう。 写真の道をそのまま進み、富民路145巷の路地を目指しましょう。左折して、さらに直進します。 自転車やバイクに乗ったまま注文し、そのままテイクアウトするという光景もこの市場ならでは。台湾の活気を肌で感じてみてください。 調理場と座席が一体化したオープンキッチンスタイルの店構え。それも台湾らしさの一つです。 煮卵はアツアツなので、かぶりつくのは危険。ワンタンスープはボリューム満点なので、2人でシェアするくらいがちょうどいいかもしれません。 外観からすでに漂う、なかなかのクラシック感。一見、入るのに少し勇気がいりそうな雰囲気ですが、ここは地元の人たちの台所として利用されている市場で、気軽に入ることができます。 入り口の左側に通路があり、その先に進むとお目当ての牛肉麺屋の大きな看板が見えてきます。 こちらが店舗の外観。食事どきは満席で座れないこともありますが、1人あたりの滞在時間はそれほど長くはないので、少し待てば座れるはずです。 ちょうどいい量で、「もう一軒、別のお店にも行けそうかな?」と思うくらいの絶妙なボリューム。牛肉麺はどちらも150元と、お財布にもやさしい価格です。 お店は路地裏市場の一角にあり、こちらは重慶南路側の入り口から撮影したもの。 こういう雰囲気のお店にハズレなし。 「大」と「小」で価格差はたったの10元。とはいえ、2サイズから選べるのはうれしい。 「小」サイズでもちょうどいいくらいのボリューム感。食欲旺盛な方も「小」を食べてみて、物足りなければ周辺の別のお店をハシゴして、食べ歩きを楽しむのもいいかもしれません。 一般のお店の営業を始める前の時間帯に販売しているおにぎり屋台。 注文はすべて中国語ですが、指差しでも対応してもらえます。ただし、何を選べばいいか迷いそうなときは、写真翻訳アプリを活用して、あらかじめメニューを解読しておきましょう。 2人で1つをシェアするのがちょうどいいくらいのボリューム感。ただし、お店のほうでカットしてもらうことはできません。おにぎりというよりも、“おにぎらず”に近いゆるめの握り加減なので、手で割ろうとすると中身がバラバラになってしまうかもしれません。シェアする際はその点にご注意を。 お米にパンという、まさに炭水化物祭りな組み合わせ。朝に必要なエネルギーをチャージするには、これ以上ない一品です。 「こんなところに本当にお店があるの?」と思うような場所にこそ、おいしいお店があるのが台湾らしさ。ひるまずに足を踏み入れてみれば、思わぬ一品に出会えるはずです。