小浜の市街から北へいった内外海地区の棚田。百人一首にも、ここから見える海の美しさは詠まれました。 市街にある小浜市鯖街道ミュージアムの前には鯖街道のルートを示す塚が並んでいます。 「いけす割烹 雅」でいただいた鯖寿司。厚みのある鯖はうまみたっぷり。 江戸時代、鯖街道と北前船で賑わった小浜西組の三丁町。国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。写真提供/若狭おばま観光協会 べんがら格子など、三丁町には京文化の名残がそこここに。 町屋や神社の軒下には、飛彈地方のさるぼぼに似た“身代わり申”が吊るされています。 小浜の市街地から車で30分弱、旅情あふれる田烏集落へ。 海から見た田烏の棚田。 小さなお寺もふと立ち止まって手を合わせたくなる、田烏はそんな小さな村です。 へしこ名人、森下さん(通称、佐助さん)のへしこ小屋。 米と糠で発酵させた鯖のへしこ。 糠と塩を入れた樽の中で約1年間寝かせます。目下、熟成の過程を調べるデータを大学の研究室と収集中。 手作りの紙芝居で、鯖のなれずしの製造工程や歴史を説明してくれます。旬はこれからの季節! 鯖のなれずしやへしこは、「年間民宿 佐助」からお取り寄せが可能です。