スタッフによる加賀獅子舞はかなりの迫力。 スタッフによる勇壮な「加賀獅子舞~白銀の舞」は、毎晩9時30分から上演。 加賀獅子舞の獅子頭は、目と目の間が左右に広がった“八方睨み”が特徴。 獅子に厄をつけて払い、その浄化された獅子に噛み(神)つかれることで福を呼ぶ。 金継ぎにより新たな命を吹き込まれた器たち。 2023年4月に新設された「金継ぎ工房」。金継ぎの一部を体験できる「金継ぎいろは」は、毎日15時30~16時/16時30分~17時開催。 「金継ぎいろは」では、まず金継ぎの歴史や道具、宿との関わりなどをレクチャー。 金継ぎが仕上がるまでには、早くても1カ月かかるそう。 金継ぎに使う金粉、漆、パテの役割をする砥之粉、筆などの道具もわかりやすく展示。 この日体験したのは「埋め」の工程。むらなく均一にパテ埋めするのは案外難しい。 無事修復された器は、ふたたび宿の料理などに使われる。 四季折々の表情を見せる茶庭と、国の有形文化財にも登録された茶室「思惟庵」。 朝の光が清々しい茶室で心静かに茶の湯を体験。 北陸の海を思わせる掛け軸と、今朝方、活けられたであろう椿の蕾。 蕾椿、山茶花、木枯し。季節を映す上菓子は、地元の老舗和菓子店「しもつね」から。 まずはお菓子をいただき、お腹がこなれたところでお薄を。茶は上林金沢茶舗の「等伯」。名の由来は石川県出身の絵師、長谷川等伯から。 茶碗は楽焼の脇窯として知られる大樋焼、藍九谷など、地元の窯元のものが中心。 トラベルライブラリーの「いろは屏風」は、宿に縁のある北大路魯山人の書。 この地で九谷焼を学んだ魯山人の作品は、中庭に面した「ギャラリー白銀」で見ることができる。 九谷焼の色鮮やかなタイルで友禅流しを表現した中庭。 フロント脇のショップにはお土産に手頃なアイテムがいっぱい。 地元作家の手による九谷焼のそば猪口や酒器、湯呑、豆皿など。 食卓が楽しくなる愛らしいデザインの箸置き。 九谷焼のジャーキャップ。絵柄にはいろいろな吉祥・縁起の意味が込められている。 夜の外観も美しい「界 加賀」。