秋の狩猟肉ディナーのメインディッシュは“鹿ロースの軽い煮込み ブルーベリーソース”。季節の茸とチーズのリゾットを添えて。 青木ヶ原樹海に隣接する富士五湖周辺の森が主な猟場。 古屋永輔さん。 獲物の動きをイメージし、前脚がかかるように罠を仕掛ける。後ろ脚がかかると獲物が暴れて無駄に苦しむうえ、肉質も落ちる。 仕留めた獲物はその場で放血し処理場に運んで解体。どんぐりなどの木の実を食べ冬に備える秋の鹿は、旨みが濃くとても美味しい。 ディナーは焚火が灯る森の中のダイニング「フォレストキッチン」で。 鹿革を使う伝統工芸「甲州印伝」の漆付け体験で、命を生かす先人の知恵を学ぶ。 色数を抑えたシンプルかつミニマムな造りで、窓からの景色が際立つ。 客室の3分の1は屋外化したテラスリビング。狩猟体験のあとは、コーヒーをゆっくり淹れながら、森の息吹を感じて。 全キャビン(客室)が河口湖ビュー。