太平洋と険しい山岳地帯に挟まれた東海岸一帯に位置する台東県。そこには、海と山が織りなす絶景が広がっている。 旅先で出会ったルカイ族の子どもたち。笑顔が可愛い! 近代的なライフスタイルと伝統文化が共存する原住民の村。 山間に住宅が立ち並ぶルカイ族の集落。一帯は、初夏にはローゼルの花が咲き、多くの観光客が訪れる。 太麻里駅近くの踏切は「スラムダンク踏切」として有名。 嘉蘭村を案内してくれたのは、ルカイ族の頭目。ただ座っている後ろ姿さえもサマになる。 村の中心部にある広場で入村式。並ぶ彫刻は、村にある8つの集落の頭目を表したもの。 頭目の家には、かつての戦いの道具も残されていて、資料館のよう。 集落に伝わる伝説や、先祖から伝わるルールが描かれている家。一目で「頭目の家」ということが分かる。 集会所では、幼稚園児たちがお祭りに向けて踊りの特訓中。 集会所に残された伝統的な建物。中は思いのほか広々とした空間。 村で育てた豚や野菜を使った料理。畑に実るキヌアを贅沢に混ぜたご飯との相性も抜群。 出汁がきいた味噌汁は、和食にも近い味わい。 食後の腹ごなしは、ルカイ族に伝わる的矢体験。頭目は一発で真ん中に矢を当てた。さすが! 嘉蘭村を後にし、隣の新興村へ。ガイドはルカイ族からパイワン族へとバトンタッチ。 「吉廬夫敢藝文民宿」の1階にはパイワン族の伝統工芸を展示。その繊細かつ大胆なアートを見ていると、原住民にアーティストが多いのも、納得できる。 日本統治時代の名残が、こんなところに。 館内はエアコンもWi-Fi環境も整っていて、快適。 原住民といえども、ふだんは民族衣装を着る機会はほとんどない。この日は、オーナー夫妻が特別にまとってくれた。