私は頭にきて、「じゃあ、あなたのお母さんもやっぱり馬鹿なの?」と反撃した。彼は「そんなわけないだろ!」と憤慨しつつ、返す言葉が見つからない様子でした。今から考えるとその男の子も、親から「女の子に負けてどうする」とはっぱをかけられて辛かったのかもしれません。ただ、当時は無性に腹が立った記憶があります。

 ちなみに妹は、同じようなことを言う男の子に「あなたも例外、私も例外」とにこやかに言い放ったらしく、相手は開いた口がふさがらなかったそうです。さすが、機転の利くことを言うなあと感心しました。

今と比べると「のんびりした時代」だった

 こんなふうに文章にまとめると、とても一面的に感じられますが、もちろん、私にもいろんな面があり、いろいろな体験をしました。全部は覚えていないけれど、小中学校のときは楽しかった。良い思い出がいっぱいあります。

 小学校時代には、同級生たちと放課後に校庭でよく遊んでいました。昔は夕方まで校庭が子どもたちに開放されていたんですね。放課後の時間を使った子どもたちによるプロジェクトみたいなものもありました。

 小学校3、4年は組替えがなく、同じ男性教員が担任でした。その先生は、全員が逆上がりができるまで助け合おう、と掛け声をかけてくれた。早くできるようになった子が、まだできない子にコツを教えたり、タオルで腰を支えたりして、みんなで協力して頑張った結果、4年生が終わるまでに全員が逆上がりができるようになったんです。みんなで一つのことを達成した気分を味わって、一体感も生まれましたね。

 子どもだったから、明確に意識はしませんでしたけど。今と比べるとのんびりした昭和の時代でした。

戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しない

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