雑誌やウェブ媒体のために取材をし、記事を書くのがフードライターのお仕事。「いつもおいしいものが食べられて羨ましい!」と思ってしまうけれど、体調・体重管理は大変なもののよう。

 ホテルやレストラン、新作スイーツなど、雑誌やWeb媒体で長年にわたり食の取材・執筆を続けてきた50代のフードライターに、“おいしいものを食べる”仕事を休むことなく、半年で10kgのダイエットを成功させた理由を教えてもらいました。

» 【後篇を読む】【自作のダイエットノートは攻略本】ダイエットが「苦しいもの」ではなくなった日。50代フードライターが半年続けられた理由は“楽しむこと”


「いつか痩せよう」ではなく「今、本当に変わらなきゃ!」

 そう思って選んだ服が、翌年には少し窮屈になっている。そんなことを繰り返すうちに、気づけば体形を隠す服ばかり選ぶようになっていました。

 そこに写っていたのは、自分が思っていた以上に丸くなった私。若い頃より20kgも増えていた現実を、写真は容赦なく突きつけてきました。

 「いつか痩せよう」ではなく、「今、本当に変わらなきゃ」。

 食べることが仕事の50代フードライターでも、半年で10kg痩せることができた理由。それは、食べることを我慢したからではありません。毎日の小さな習慣を変えたことでした。

「食べる仕事だから」が、いつの間にか言い訳になっていた

 私はフードライターとして、ホテルやレストラン、新作スイーツなどを取材しています。

 ある日はホテルでコース料理をいただき、午後は季節限定のパフェを取材。別の日はアフタヌーンティーを楽しみ、その足で新商品の発表会へ向かうこともあります。

 「味を知ること」が仕事なので、一口だけ食べれば終わりではなく、味の変化や食感、香り、ペアリングなどを確認しながら、最後までいただくことも少なくありません。

 仕事が終わる頃にはお腹がいっぱい。「今日は食べすぎたから夜は抜こう」そう思って帰宅するものの、疲れていると結局何かをつまんでしまう。

 そして翌朝、「今日から頑張ろう」と思う。そんなことを何年も繰り返していました。私はずっと、「食べる仕事だから痩せられない」と自分に言い訳をしていたのです。

次のページ 最初にやったのは、「食べないこと」ではなく、自分を知ること