お笑い芸人さんに、愛する地元のおいしい食べ物や仕事でよく行く場所でのおいしいものを語ってもらう不定期連載「芸人ソウルフード」。
今回ご登場いただくのは、ニッチェの江上敬子さん、近藤くみこさん。江上さんは島根県鹿足郡津和野町(旧:日原町)、近藤さんは三重県四日市市出身。後編では、近藤さんの地元・三重県のソウルフードを紹介していただきつつ、今年9月、8年ぶりに単独ライブを開催する2人に、愛する地元のソウルフードについても伺いました。
四日市のシティーガールが語る「やっぱり松阪牛」
――三重県四日市市は、どんなところですか?
近藤 都会ではあります。三重県の中で四日市市は結構栄えているので、私は一応、シティガールなんです。市内でなんでも揃いますし、実家から徒歩5分のところにはコンビニもありました。
――となると、家ではどんなものを食べることが多かったんですか?
近藤 ベタですけど、やっぱり「松阪牛」ですね(笑)。今、小さい頃に食べていたものを思い浮かべていたんですが、スーパーで売っているようなパックのお肉をあまり見た記憶がなくて。キッチンで料理していた時はどうしていたかわからないですけど、食卓でホットプレートを出してお肉を焼く時は紙に包まれていました。
――ちゃんと精肉店で買ってきたものだったんですね。
近藤 そういうことですよね、きっと。安価で「松阪牛」が食べられる環境でしたし、地元だから鮮度もいいんですよ。だから、紙で包まれたお肉を見る頻度は高かったんだと思います。
「焼き団子」は四日市で有名なおいしいお店があるのか、そういう風土なのかはわからないんですけど、みたらし団子よりは食べる頻度が高かった気がします。団子はちょっと小ぶりで、醤油で焼いてあるのかな? さっぱりして香ばしくて。スーパーや道の駅に置いてあるのを、母がよく買ってきてくれていました。
「ヒルナンデス!」で三重に帰って地元の食材を食べるロケをしていた時に、そのお団子を食べて、「あれ? この味、懐かしい。忘れてた!」って思い出したんです。(写真を見ながら)……あぁ、うまそっ! 食べたい!
――学生時代の思い出に残っているお店はありますか。
近藤 三重のものではないですが、よく行っていたお店で言うと「スガキヤ」ですね。「日永カヨー」っていうイオンの前身みたいなでっかいスーパーの中にあるフードコートに入っていて、友達と遊びに行ったときに食べるのが楽しみでした。当時、一番安い「ラーメン」が250円くらいだったんですかね? 学生に優しくて、お小遣いで食べていました。
あと、「おにぎりの桃太郎」っていう有名なおにぎり店のメニューに、「味」っていう名前のおにぎりがあって。いわゆる炊き込みご飯なんですけど、「味ご飯」と呼んでいたので、上京して「炊き込みご飯」と聞いた時に何をさしているのかわかりませんでした。
「おにぎりの桃太郎」は四日市市内に何店舗かあって、いつも母親が買ってきてくれていたんです。一番でっかい店舗にはビルの上に桃が乗っかっていて、規定の時間になると桃が開いて桃太郎が出てくるんです。それを車からよく眺めていましたね。
