オープン初日から連日完売の大盛況!
オープンから数日後、再び店を訪ねた。
商品の見本を並べたショーケースも、番重の中で出番を待つどらやきも、そこかしこに「うさぎや」の面影が感じられ、空間の隅々にまで、同店への深い敬意が満ちているのが伝わってくる。
定番として並ぶのは、どらやき、あんみつ、みたらし団子、赤飯の4品。日によって「うさぎ万頭」も登場する。
「試作の段階で、元オーナーと弟さんはもちろん、『うさぎや』をよく知る地元の方たちにも試食をしてもらいました。それで何度か改良を重ね、無事にお墨付きをいただくことができました」と安堵した様子の中屋さん。
名店の味を単に再現するだけでなく、かつてその味を愛した人々の記憶と真摯に向き合った積み重ねが、「たおや」の菓子に確かな説得力を与えている。
ひもで縛る昔ながらの包装にはおもてなしの心が、中央線をデザインしたオリジナルの熨斗には、阿佐ヶ谷の街を愛する「たおや」らしい粋が感じられる。
現在、購入は整理券制で、予想をはるかに上回る盛況ぶりに戸惑いながらも、「いずれは当たり前の日常へとなじんでいけたら」と切に願う、込山さんと中屋さん。
今は焦らず、急がず、始まったばかりの物語をゆっくりと見守っていきたい。
たおや
所在地 杉並区阿佐谷北1-4-11
営業時間 10:00~18:00(売り切れ次第終了)
※9:50より60番までの整理券を配布。どらやき以外は売り切れ次第終了
定休日 月・火曜
Instagram @taoya0403
※支払いは現金のみ
