「みなさんのおかげで映画の主人公になれました」

 RMが「皆さんの隣の家の猫のタマでも知っています」とユーモアたっぷりに紹介した「Butter」「Dynamite」で会場の熱気は再び頂点に。「Dynamite」でも会場の大合唱が巻き起こると、虹色の紙吹雪が舞った。メンバーたちも「ARMYと一緒に歌うと本当に楽しいですよね」と嬉しそうな表情をみせた。

 そして、日替わりで披露曲が変わるコーナーでは、この日は「DOPE」、さらに日本オリジナル曲「FOR YOU」を披露。それにもかかわらず、会場からはぴったりと揃った掛け声が響き渡り、ブランクをまったく感じさせない一体感を見せた。とりわけ「FOR YOU」では、イントロの最初の一音が鳴った瞬間、悲鳴にも似た歓声が上がった。

 その後、回転する円形ステージの上で、メンバー一人ひとりが最後の挨拶を届けた。

Jung Kook 「今日もARMYのみんなの応援と歓声、そして幸せそうな表情のおかげで、たくさん元気をもらえた気がします。本当にありがとうございます。また会えるときにはもっと成長して戻ってきます。それまでお元気で。そしていつも待っててくれて本当にありがとうございます。愛してまーす!」

Jin 「今日は日本で最終日の公演となります。僕たちメンバーが久しぶりに公演をするのに緊張してしまったらどうしようと心配していたんです。でも、昨日来てくださったARMYの皆さんがしっかりと楽しんでくださったおかげで、メンバーと終わったあとに一緒に夜ご飯を食べたんですけれども、そのおかげですごく幸せで嬉しかったと言っていました。皆さんのおかげでメンバー全員自信を持ってこれからのツアーに楽しんで臨むことができると思います。すべてARMYの皆さんのおかげです。本当にありがとうございます」

Jimin 「昨日僕が話しましたが、僕、日本語全部忘れちゃった。それで、今日も手紙があります。(手紙を取り出し)大切なARMYの皆さんへ。ARMYの皆さん、皆さんを前にすると頭の中が真っ白になってしまうので、こうして手紙を書いてみることにしました。今日は楽しかったですか。僕たちが軍隊にいっている間、もしかしたら僕たちのことを忘れてしまったのではないかと少し心配していました。でもこうしてまた皆さんに会って、その心配はすっきりなくなりました。メンバーたちも皆さんが温かく迎えてくださったおかげで、本当に幸せな姿です。確かやっぱりたった2日だけだったので、時間があっという間に過ぎてしまいましたね。でも皆さん、本当に今日が最後なのでしょうか」

V 「今日は本当に幸せでした。本当に日本のARMYのみんなにすごく会いたかったんですけど、今日ARMYが送ってくれたエナジーが僕にとっては本当に大きな力になりました。このエネルギーのままツアーを安全に回ってまた日本に戻ってくるので、その時まで少しだけ鉄板焼きを食べて、和牛も食べたりしながら待っていてね。僕が日本で有名な単語を覚えました。好きすぎて滅! この言葉を覚えているか分からないけど、紫するよ」

RM 「僕は、映画館で映画を見るのが個人的に好きです。スマホを消して2時間、1つの作品に集中する。その時間が僕はすごく好きです。今はどこにいてもスマホを見てしまう時代ですよね。だから東京ドームに来ると聞いたとき、すごく楽しみでした。今日は皆さんがスマホよりも自分の目で僕たちを見てくれました。それが本当に嬉しかったです。この2時間、皆さんが僕たちを映画の中にいさせてくれました。そして僕は皆さんのおかげで映画の主人公になれました。今日、この日、ずっと忘れません。本当にありがとうございました。どこにいてもとても恋しくなると思います。心から愛してます」

SUGA  「7年ぶりの日本でのグループの公演となります。3年前に'D-DAY'ツアーで来たときと、この団体のグループの公演では、なんとなく感じ方が違うような気がします。久しぶりのグループの公演なんですけれども、僕の気のせいかもしれませんが、合間合間に見ていますと男性のファンの方が増えているような気がしました。男性の方だけ叫んでもらえますか?(男性ファンの歓声を聞いて)これは気のせいではなかったですね(笑)。本当に増えていただいたみたいです。本当に久しぶりに東京ドームに7年ぶりにこうやってグループで来てお会いすることができて、本当に楽しかったです。これから頻繁にまた来たいと思います」

j-hope 「皆さん、今日は楽しかったですか。今、素直に伝えたいのは、ツアーのスタートを東京で迎えられて本当に良かったということです。皆さんの反応、想像以上で本当に感動しました。僕が約束します。必ずまた戻ってきます。そのときは今日以上にもっと楽しい時間を一緒に過ごしましょう。愛してます」

 アンコールでは、アルバム『ARIRANG』と同じ曲順で「Please」「Into the Sun」を披露。『ARIRANG』の世界観を体現するとともに、約7年という時を経て、より一層深みを増したパフォーマンスを見せた。これまで歩んできたBTSのDNAを随所に感じさせるステージは、感動の余韻を残しながら幕を閉じた。

 この東京ドーム公演を皮切りに、『BTS WORLD TOUR 'ARIRANG'』は北米、ヨーロッパ、南米、アジアなど計34都市で85公演という、グループ史上、そして韓国アーティスト史上最大規模のツアーへと続いていく。さらに日本および中東地域での追加公演も予告されており、その規模はさらに拡大する見込みである。世界中を巡る旅を終え、さらに成長した7人に再会できる日を心待ちにしたい。