ロッキー南部ウォータートン
◆ウォータートン湖
カナディアン・ロッキーの南部では、また異なる表情の自然風景に出会えます。ロッキー南端に位置する「ウォータートンレイク国立公園」は、穏やかな山並みと開放感あふれる景観が特徴。過度に観光地化されていないので、大自然をゆったりと満喫できます。
この地はアメリカ合衆国と隣接しており、国境をまたいで「ウォータートン・グレイシャー国際平和自然公園」としてユネスコ世界遺産にも登録されています。
園内では観光船「ウォータートン・ショアライン・クルーズ」に乗り、湖面からアメリカ国境を望むことも。国境を越えて広がる大自然を水上から眺められるのも、この場所ならではの体験です。
湖畔のクラシックホテルで楽しむアフタヌーンティー
◆プリンス・オブ・ウェールズ・ホテル
「プリンス・オブ・ウェールズ・ホテル」は、ウォータートン湖を見下ろす丘に佇むクラシックホテル。その景色は一幅の絵のように美しく、フォトジェニックな景観としても知られています。
このホテルに宿泊しなくても利用できる、英国式の伝統を受け継ぐアフタヌーンティーも評判。窓の外に広がる湖と山々の景色を眺めながら、王道のセイボリーや華やかなスイーツを味わう時間は格別です。自然に包まれながら過ごす優雅なひとときが、旅の思い出をより豊かなものにしてくれます。
数千万年前の地層が残る太古の大地
◆ドラムヘラー
アルバータ州の南東部に広がるバッドランド地帯には、荒涼とした大地が広がり、恐竜の化石が多く眠ることでも知られています。
長い年月にわたる浸食によって生まれたキノコ状の奇岩「フードゥー」が点在する景観は、まさに自然が作り上げた造形美。地球の壮大な歴史を肌で感じられる、ダイナミックなエリアです。
この広大なエリアを巡るには、車での移動が必須。ガイド付きのツアーを利用するのがおすすめです。奇岩群を間近に望める「フードゥー・トレイル」や、世界有数の恐竜の化石や骨格標本などを展示する「ロイヤル・ティレル古生物学博物館」など、大人の知的好奇心を満たしてくれるスポットも充実しています。
文=佐藤由樹
