SNSで話題の“本格派×映え系”麻辣火鍋店が、富錦街に誕生!

◆后苑

 実は富錦街には、中華系の高級レストランが意外と少ないのが残念なところ。しかし、そこに新星が登場。今年7月にオープンしたこちらの店では、本格的な麻辣火鍋を“映えビジュアル”で提供しています。

 店内にはテーブル席が4卓と、個室のように使えるスペースのみ。基本的には4人以上の予約が推奨されていますが、テーブル席のうち2卓は少人数でも予約可能とのこと。また、1人当たりのミニマムチャージが設定されていて(人数により有無や金額が変わる可能性があり)、訪問時は3人で、1人当たりのミニマムチャージは1600元でした。

 ワインなども含めドリンクメニューは豊富ですが、食事のメニューは基本的に鍋とその具材のみ。ただし、鍋を注文すると前菜が2品提供されるシステムで、そのひとつがこの鴨血と臭豆腐の麻辣煮込み。かなりしびれる辛さです。

 こちらが、SNSでも注目されている鴛鴦鍋の「李白白的經典麻辣鍋底」3人前(3080元)。辛いスープと辛くないスープの2種類が楽しめます。人数が1人増えるごとに+500元。スープの組み合わせは、この2種類を含め4種類から選択できます。

 最初の状態では2種類のスープが入っていることはわかりにくいものの、煮込んでいくと徐々にわかるように。鍋の中には野菜もたっぷり入っているので、具材の注文はまず肉を1品、練り物を1品ぐらいからスタートするのがおすすめ。スープの注ぎ足しは無料ですが、そのほかの具材はすべて追加料金がかかります。

 なお、つけダレ用の薬味として、キムチ、刻み葱、バジルとピータンのペーストが提供されます。このバジルピータンがとてもおいしいので、ぜひスープに足して味変を楽しんでください。

后苑

所在地 台北市松山區富錦街460號
営業時間 18:00~22:00
定休日 月曜
アクセス MRT松山機場駅出口3より徒歩約20分
※予約はInstagram(@ookuhotpot)またはLINE(@tenhou)を登録のうえ、メッセージにてお問い合わせを。予約可能時間は、18:00、18:30、19:00のいずれか。

矢作 晃之(やはぎ てるゆき)

埼玉県出身。お会いした方から「日本語上手ですね」と言われますが、100%日本人です。日本での台湾関連旅行会社勤務を経て、中国語の勉強の為に30代で中国語レベルゼロからの留学を決意。その後、初めてコーディネーターという仕事に巡り合い、2006年に台湾で会社を立ち上げ、現在に至ります。TVロケや雑誌取材のコーディネーターとして、たくさんの方に台湾の魅力を知ってもらえるよう、一生懸命新たな情報を探しながら紹介しております。CREA WEB読者の皆さんに「喜ばれる」「使える」「役に立つ」情報を発信させていただこうと思っておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします!!

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