夜ふかしして読みたい作品は?

◆『不思議な少年』山下和美/講談社

 永遠の命を持ち、時空を超えて旅する少年が人間の生を見つめ続ける。『天才柳沢教授の生活』の著者・山下和美がオムニバス形式で描く壮大な物語。

「永遠を生き、様々な時代の様々な場所に現れる『少年』を通して、人間とは何かということを、いろいろな角度から問いかけてくる作品だと感じます。夜ふかししてぐるぐる考えながら向き合いたい作品です!」

つづ井/漫画家

元気で楽しそうな姿が評判を呼んでいる。著書に『まるごと 腐女子のつづ井さん』(文春文庫)、『裸一貫! つづ井さん』『老犬とつづ井』(文藝春秋)。『とびだせ! つづ井さん』『チャレンジ! つづ井さん』(CREAコミック&エッセイルーム)、『つづ井さんのご自愛ください』(アサコミ)をトリプル連載中。

CREA夜ふかしマンガ大賞とは…

マンガを愛する選考委員とCREA編集部の推薦により選ばれた「思わず夜ふかしして読みたくなる」そして、「いま、CREA読者に本当におすすめしたい」作品に贈る賞。今年は初めて、15名のマンガ編集者の皆さんに選考委員をお願いしました。2024年7月~25年8月に単行本の新刊が発売された(ただし、合計5巻以内)、もしくは、雑誌などに最新話が発表された作品から選出されます(※選考委員の担当作は推薦不可、現在所属する出版社が発行する媒体の掲載作品は1作まで推薦可)。その他、マンガ好きの著名人の方々が選ぶ「個人賞」もあります。

2025.10.15(水)