今、最も注目している新人作家とその作品は?
◆『走り出す花びら』甘井最鹿/祥伝社

単身やってきた海の向こう、日本。何もかもが手探りのこの場所で、「新しい私」は見つかるのか……。
「フィール・ヤングに掲載されたデビュー作『走り出す花びら』が絵、物語ともにとんでもないクオリティでした。早く新作が読みたいです」
2024年秋に読みたい「動物マンガ」は?
◆『化け猫あんずちゃん』いましろたかし/講談社

南伊豆にある架空の町が舞台。寺の和尚さんに拾われた猫、あんずちゃんは、30年を過ぎても元気で、いつのまにか化け猫に。2本足で歩き、人の言葉を話すあんずちゃんと町の人々の暮らしを描いた、人情コメディ。
「絶対!『化け猫あんずちゃん』。それは今年の夏公開になったアニメーション作品に私も出演しているから、というのもありますが、発表されたときから大好きなマンガです。オフビートな妖怪マンガです」
発表! CREA夜ふかしマンガ大賞2024

眠りにつく前のひとときに、日中のあれこれを忘れさせ、新しい世界に連れ出してくれる力のあるマンガを称える「CREA夜ふかしマンガ大賞」。昨年からはじまった一般読者による投票を一次選考として、200作品以上が候補にあがるなか、2024年のナンバーワンが決定しました。
» 今年の大賞は『じゃあ、あんたが作ってみろよ』
» ベスト10発表!(特設サイト)
» 選考委員31名の愛読マンガまとめ

CREA夜ふかしマンガ大賞2024
Column
「CREA夜ふかしマンガ大賞」選考委員アンケート
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- 文=大嶋律子(Giraffe)
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