梅干し

マクロビオテック食材「梅干し」写真

 マクロビでは毎日食べてほしい食材の一つです。丸い形は安定のエネルギーがあり、心身を作る重要な食材と考えられています。陰陽五行説によると、一年を春、夏、土用、秋、冬と5つの季節に分けた場合、梅干しは春の味覚の「酸」、夏の色の「赤」、土用の「下降するエネルギー」と秋の「収縮するエネルギー」(重しをのせて漬けられる)を持ち、冬の味覚の「塩」が、小さな一粒に込められていると考えられています。

 酸は消化を助け、「赤」は食欲増進効果が、そして長時間漬けられることにより発酵食としての健康効果、塩の消炎・免疫力増進効果があり、まさに食べるお薬です。選ぶときには蜂蜜などの甘味を使用していない、また添加物や合成保存料などの入っていない、昔ながらの梅と塩(と紫蘇)だけで作られたものがおすすめです。

2016.02.19(金)
文=中村恭子
撮影=秋元良平