露出過剰な女優陣から目が離せない!

左:見えそで見えないドレスで目をひいたのが新人ソ・リスル。出演作はその名も『僕はエッチな女が好き』。
右:ベストドレッサーの呼び声高かったのは、不倫ドラマ「密会」で高視聴率を獲得したキム・ヒエ。47歳には見えない。
左:海外育ちで、自由奔放さで人気のクララは胸元を強調。『利休にたずねよ』では、市川海老蔵の相手役を務めたことも。
右:イタリアの女優兼監督アーシア・アルジェント。カンヌではセクシーすぎる衣装でおなじみだが、今回は抑えめ。

 釜山映画祭では、露出過剰なドレスを着た女優がレッドカーペットを彩るのが近年お約束になっていた。しかし、最近はあまりにエスカレート。もちろん若手はここぞとばかりに存在をアピールしたいわけだけど(カンヌみたいにポロリはないが、お尻の割れ目が見えたりはしていた)、映画そのものより、露出度にばかり注目が集まることから、映画祭側も今年は過激すぎるドレスは自粛するよう事前に告知。そのため、セクシーだが露出は控えめなドレスが主流だった。モデルで女優のクララをはじめ、白いドレスの女優陣が目立ったのも、多少肌を露出しても上品に見えるからだったのかも。

2014.12.08(月)
文・撮影=石津文子