古着好きが探す「完全体」の魅力
いま、このジャケットは古着市場でも人気があるという。
マニアを虜にするのは、やはり80~90年代らしいシンプルな見た目とユニークな配色。グリーンでも“いなたい”趣があるものや、ピンクと紫の組み合わせなど、当時のムードが漂うカラーリングをまとえるのは、古着ならではの魅力。古着市場において、アウターとフリースが揃った完全体は希少だという。
女性にもファンが少なくない。会場の女性たちには、デニムやウエスタンブーツと合わせて古着のムードを活かしながらも、パンツやシューズで引き締めるスタイリングが人気だった。メンズライクなブルゾンだからこそ、女性が着こなす姿は新鮮に見えた。
そして迎えた40周年、原点の色がカムバック。
そして2026年。2026年秋冬コレクションの中で登場したバガブーでは、デビュー当時のカラーリングを再現した。ティールやマリオンベリー、ライムなど、挑戦的なカラーが、80年代のムードを表現している。ミントグリーンやターコイズ系の色に鮮やかな色を重ねた配色は、まさに祝祭の装いだ。
ラインアップしたのは、「Bugaboo II 1986 Interchange Jacket」、「Bugaboo Light Interchange Jacket」、「Bugaboo 1986 Liner Jacket」の3種類。
バガブーが40年愛された背景を辿ると、さまざまな物語があった。特に、シーンによって着こなしを変えられる連結というアイデアや、時代ごとに異なるデザインを見つけられる面白さは、唯一無二だろう。バガブーはこれからも、着る人それぞれの個性や発想を受け止めながら、新たな物語を紡いでいく。
