鮎食べ放題に松茸、カニ…贅沢な環境で育った江上さん
――「ステーキ」だけでも記事になりそうなくらい詳しいお2人ですが、ここからはお1人ずつ、地元のソウルフードを教えていただけるとうれしいです。まず、江上さんからいいですか? ご出身である島根県鹿足郡はどんなところですか?
江上 めちゃくちゃ山! 山に囲まれていて、ちょっと車を走らせると海がある、自然豊かな田舎です。近くには日本一に輝いたこともある高津川という川があって、ちっちゃい頃は透明度の高いきれいなお水が流れていたので「鮎」がたくさんいましたし、夏になるとホタルもたくさん見られました。
「鮎」も子どもが餌をつけずに針を落としても、採れてしまうくらいたくさんいて。食べきれないから冷凍していたので、冷凍庫を開けると「鮎」が刺さっていたんです。今思えばすごく贅沢な環境だったなと思いますが、子どもの頃は「鮎」がそんなに好きではなかったです。「塩焼き」はよく食卓に並んでいましたし、おばあちゃんが「炊き込みご飯」とかにしてくれて、なんとか食べていましたね。
――自然豊かで山が近いということは、山菜も採れたり?
江上 山を持っていて、昔はその山で「松茸」も採れていたんですよ。おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に「たけのこ」を掘りに行ったり、「ワラビ」とか「ツクシ」も採れて。あと、「モクズガニ」っていう上海ガニみたいなカニが自生していまして、それを蒸して食べるんですけど、卵がおいしくて。
――高級食材の宝庫ですね。
江上 そうなんです! けど、子どもの頃ってそういう食べ物があまり好きではないと思うんです。カニも食べるところが少なくてめんどくさくて……。今は日本酒と一緒にカニ味噌を食べたら最高だったんだろうなと思いますけどね。
