SNSでも話題に…リッチになった食卓の“真相”
――シーズン1と2では、生活費のルールが変わったのではないかという声もSNSではあがりました。
実は、コーヒートラックで稼いだお金で生活を営むというルールは変わっていません。シーズン2で予算が増えたということではなくて、シーズン1と2では参加者の考え方が大きく違ったんです。
シーズン1は参加者の考えで、売り上げは終盤に「ご褒美」に使えるように手をつけないようにして、元々食費に割り当てられた費用のみからやりくりをしていたのですが、シーズン2は売り上げも含めて全てを使い切る方針を参加者たちの間で決めたので、リッチに映ったのかもしれません。
――そうだったんですね! 美味しそうな料理がたくさん出てきたことも印象的です。
今シーズンの参加者には前シーズンの参加者のカズトのような料理人はいなかったのですが、撮影中、どうやら美味しそうな料理をいろいろ作っているらしい、と報告があがってきまして。
それを聞いて料理のカットは多めに撮るようにしていたので、今シーズンは生活の温かみをより感じていただけたのかもしれません。ちゃんと参加者がご飯を食べていることも重要じゃないですか。あと、お水をちゃんと飲んでいるか。ジョウブがよくピンクのタンブラーを持っていた姿には安心しました。
――そもそも、なぜコーヒートラックで稼いだお金で生活を営むルールを設定しているのでしょう。
参加者に「共に生活を営んでいく意識」を持ってもらいたい、という意図です。
あえて比較をするなら、たとえばNetflixの別作品『オフライン ラブ』では番組側が参加者にカードを渡し、そこから自由にお金を使ってもらいますが、これは番組が「旅を楽しむこと」に重きを置いているから。
対して、『ボーイフレンド』ではあくまで「日常をシェアすること」を参加者に意識してもらいたいので、こういったスタイルになっています。
――視聴者の間では、『ボーイフレンド』の美しい映像のほか、音楽が話題になることも多いです。
音楽にはとてもこだわりを持って決めています。基本的には、今回のシーズンで伝えることになるであろうコンセプトや感情をサポートしてもらえる楽曲は何になるか、最初にその多くを考えます。その後、撮影していき、参加者たちの動きや心情を見て、『この曲をどうしても使いたい!』と編集中に権利処理に走ることもあります。自分や友達をテーマソングで表すことってありませんか? そんな気持ちにも近いです。
――今回、1000人以上の応募からメンバーを選ばれたそうですが、決め手は何でしたか?
書類選考を経て、最終的には50人ほどの方と実際にお話をしました。選考基準は年齢や職業ではなく、「この環境に飛び込みたいという強い意志」と、「この経験を自分の人生の糧にできるかどうか」です。
