台湾で大人気の文鳥占い(鳥卦)に、東洋の占星術「十二太歳宮理論」に基づく干支の運勢を組み合わせた、悟明老師によるオリジナル占い。全体運、仕事運、財運をお届け!


酉(とり)年

12月20日(土)~2026年1月18日(日)の全体運・仕事運

 慎重さが求められるとき。いつもなら難なくこなせること、問題なく進められることが、思わぬ障害などで滞ってしまう……そんな場面が出てきやすいひと月です。たとえて言うなら、ちょっと油断したために、蜘蛛の巣に引っかかってしまった昆虫。その油断の正体は、警戒心不足、情報収集の甘さ、成功体験へのとらわれのほか、“耳障りのいい誰かの言葉”という可能性も。

 ピンチには陥りやすいものの、冷静に対処すれば、事なきを得られる運気ゆえ、過度な心配は無用です。行き詰まったときには、落ち着いて今置かれている状況を把握し、焦らず対策を考え、恐れずそれを実行してください。そうした経験はあなたを強くし、次のチャンスを掴む握力となるはずです。ただ、挽回可能だからといって、何度も罠に引っかかってしまうのは困りもの。日頃から周囲をよく見て、慎重に行動することをお忘れなく。

 仕事面では、軽率さがトラブルを呼びやすい模様。真偽の判断を誤りやすい案件が続くなど、あなたの対応力が試される場面が出てきそうです。信頼できる上司や先輩がいるなら、“報・連・相”をマメに行い、豊富な経験に基づくアドバイスを仰ぎましょう。また、少しでも不安要素があるときは、必ず裏取りや確認作業を。それらの検証作業は、多方面から行うことも大切です。

 慌てて決めようとすると間違いかねません。大変なときこそ冷静さを保ち、時間をかけて決断すること。チームで動いている人は、今しばらくは、いつもより密なコミュニケーションを心がけてください。万一ミスが起きても、真摯に対応していけば、運気は好転していきます。恐れすぎず、しかし慎重に。石橋は叩いて渡って正解です。

※台湾の占いは旧暦が基本。旧暦と西暦で干支が変わる人もいますが、ここでは西暦での干支でみられるように占っています。

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