この記事の連載
昨年春、審査員と編集部が「使ってみて本当によかったフェムケアアイテム」を表彰するアワード「ベストフェムケア」を開催しました。そこから1年半、フェムケアが浸透しつつある今年は、もっと女性のからだに寄り添う形で、12個のお悩み別に「ベストフェムケア」を発表します!
今回ご紹介するのは「経血漏れが不安部門」です。
※編集部より:症状が日常生活に支障をきたす場合や、掲載商品の使用で改善が見られない場合は、早めに医療機関を受診してください。
【経血漏れが不安部門】

2:エリス 朝まで超安心 クリニクス(量が心配な人用) 羽つき40cm 10コ 680円(編集部調べ)/エリエール
3:フルムーンガール2 6,930円/ラブピースクラブ
4:ソフィ シンクロフィット 特に多い昼用 厚型タイプ 10ピース 349円(編集部調べ)/ユニ・チャーム
5:エリス エリスショーツ M~Lサイズ 昼・夜 長時間用 ブラックカラー 4コ 547円(編集部調べ)/エリエール
◆Bé-A「シグネチャー ショーツ 04」

6層のテクノロジー構造で、約125mLの液体をしっかり吸水。サニタリー期間以外の尿漏れ対策にも。銀イオンによる抗菌と消臭で、気になるにおい問題にもアプローチ。
「お腹部分のテラヘルツ鉱石加工に、安心感のある温もりを感じます。層が重なっていますが生地は乾きやすく、乾燥機使用もOKなのが嬉しい」(OliviAさん)
Bé-A
フリーダイヤル 0120-679-279
[選んだ人はこの人]
OliviAさん
◆エリス「朝まで超安心 クリニクス(量が心配な人用)」

経血量が多い過多月経のために開発。大量の経血、ドバッと一気に出る経血による漏れや不快感の軽減に特化したアイテム。大量の経血を素早く、繰り返し受け止めるスピード吸収体と夜用ナプキン5枚分の吸収力が頼もしい。
「吸収力の安心感がすごいです。粘度が高い経血も粗めのメッシュでしっかり吸収してくれます」(西本さん)
エリエール
フリーダイヤル 0120-205205
[選んだ人はこの人]
西本美沙さん
◆フルムーンガール「フルムーンガール2」

台湾の女性が開発し、クラウドファンディングで制作した100%医療用シリコンの月経カップ。腟の短いアジア人に合わせたサイズが特徴的。
「一般的に経血の漏れはシリコンがやわらかく中で開かないことが原因ですが、これは硬めのシリコンが中でしっかり開きます。台湾では“漏れない保証”がつけられているので安心」(吉川さん)
ラブピースクラブ
[選んだ人はこの人]
北原みのりさん・吉川千明さん
◆ユニ・チャーム「ソフィ シンクロフィット 特に多い昼用 厚型タイプ」

いつものナプキンにプラスして、からだに挟んで使うことで直接経血を吸収するアイテム。2時間分の吸収力がプラスされる。普通タイプは西本さんが愛用。こちらは、さらに吸収力が高まった厚型タイプ。個別包装なので持ち運びも便利。
「吸水ショーツとの併用で、漏れの心配なく使えます。使用後はトイレにも流せます」(OliviAさん)
ユニ・チャーム
フリーダイヤル 0120-423-001
[選んだ人はこの人]
OliviAさん・西本美沙さん
◆エリス「エリスショーツ M~Lサイズ 昼・夜 長時間用」

夜用ナプキン3枚分の吸収量の生理用ショーツ型ナプキン。吸収体のゴワゴワ感を軽減し、下着のようなはき心地で、厚さ2.9mmながら量が多い日の夜にもおすすめ。
「経血でシーツを汚すことが多く、ショーツ型ナプキンを愛用してますが、唯一の欠点が“見た目がおむつ”なこと。ブラックはその懸念がなくなりました」(編集N)
エリエール
フリーダイヤル 0120-205205
[選んだ人はこの人]
西本美沙さん・編集N
●審査員
ラブライフアドバイザー OliviAさん
性生活の悩み相談の専門家。著書に『セックスが本当に気持ち良くなるLOVEもみ』ほか。
作家・アジュマ取締役 北原みのりさん
セクシュアルウェルネス専門店「ラブピースクラブ」オーナー。著書多数。
恋愛&セックスコラムニスト さかいもゆるさん
ELLEデジタル、Figaro Japonオンラインでセクシャルエンパワーメントコラムを連載中。
産婦人科医・医学博士 髙橋怜奈さん
山王ウィメンズ&キッズクリニック大森・院長。YouTubeやTikTokで医療情報を発信。
ランドリーボックス代表 西本美沙さん
女性のからだとこころの悩みに特化した記事やアイテムを提供するメディアを主宰。
美容家・コラムニスト 吉川千明さん
ナチュラルビューティの先駆者。女性ホルモンの知識普及や健康啓発をライフワークに。
ハダカベヤ
(タレント IMALUさん、起業家・ブランドクリエイター メグさん、マーケティングプロデューサー なつこさん)
IMALU、メグ、なつこ、同世代の3人からなるユニット。Podcast番組「ハダカベヤ」では、ジェンダー、性、セックス、ウェルビーイング、女性活躍などの話題をピックアップ。
編集S、編集N
更年期真っ最中の40代Sと、本特集のデスクも務める30代Nのフェムケア推進コンビ。
続きは「CREA」2025年秋号でお読みいただけます。

2025.10.12(日)
文=増本紀子(alto)
写真=平松市聖
CREA 2025年秋号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。