未来屋書店 津城山店 庄山恵香さん
堂々と自分らしくしていても、自分らしさを頑張って表に出さなくてもいい。「自分らしさ」へのいろんな向き合い方を、綺麗なリボンで束ねて差し出してもらえたような気持ちになりました。

うさぎや矢板店 山田恵理子さん
無理しない。とらわれない。好きなように。心が呼吸する。リボンちゃんとともに。

平和書店アル・プラザ城陽店 奥田真弓さん
どうやら人生は、思ったほどドラマチックでもロマンチックでもない。そう実感し出すのは、いつ頃だっただろうか。でも、生きてると、点と点があれよあれよという間に繋がって、ワクワクする瞬間がある。そのごくたまに出会えるワクワクのために日々を生きているのかもしれない。リボンちゃんが見つけたワクワクは、出会う人々をそっと笑顔にする。明日の私もきっと誰かを笑顔にできるはず。そう思えた。

東京旭屋書店 新越谷店 猪股宏美さん
夢とか希望は日常の中にある。日常の延長線上。光り輝いてるんじゃなくて、たまにチカチカと輝いて、ここだよって教えて落ち着かせてくれるような。劇的な何かがなくたって、少しずつ自分にとって心地の良いものを周りに集めて、私は私の人生が愛おしい。それで良いじゃない。

未来屋書店四條畷店 安藤由美子さん
「そうそう、そうなんだよねー」とかついつい声に出して言っちゃうから、寺地はるなさんの本は家で、ひとりで、しっかり時間をとって大切に読むってきめてる。今回もやっぱり最高。ますます最高!! 付箋を貼って、心に沁みたとこにマーカーを貼りつつ読むんだけど、色々沁みたけど、今回のいちばんは、「下着ひとつで魔法のように変えられちゃ困ります。ここに傷があるな、とか、ほころびがあるな、とか、いろいろ思いながらも大事にしてきたつもりなんです。わたしは、わたしの人生を。やなって思います。年を重ねてきたからかな? 自分も。寺地さんの作品のでてくる人たちの人柄ももちろんいいなぁーと思うんですが、関わり方がとても好き。言わないでいるところとか、それでもこれは言うってところとか。毎回の新刊を同じ時代に生きてたのしみにできるのが、自分の人生のしあわせの間違いない一部分です。寺地はるなさんの作品をしらないひとに、出会ってほしい。ひとりでも多く。

ブックスページワンIY赤羽店 清宮久雄さん
多数派の中に身を置くことは楽だ。周りに合わせて、浮かないように。でも最近では自分の世界がしっかりある個性豊かな人がすてきに見える。リボンちゃんも考えにしっかり芯があるし、行動力もあってすてきな女性だと思う。

リボンちゃん

定価 1,650円(税込)
文藝春秋
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2025.07.18(金)