この記事の連載
浅野順子×近田春夫 お悩み相談【前篇】
浅野順子×近田春夫 お悩み相談【後篇】
【相談】40代、好きな人ができたけど躊躇してしまう
職場で知り合った同世代の男性に、久しぶりにときめきを感じてしまいました。相手はバツイチのシングルです。「こんな歳で恋なんて、相手からしたら迷惑かもしれない」「私なんかを好きになる人なんて、いるはずがない」、そんな思いばかりが浮かんで、素直になれません。私はどうすればいいのでしょうか。(42歳・女性)
「何歳からでも新しい恋は可能」(浅野順子さん)、「40代なんてまだまだ若い」(近田春夫さん)

浅野 私、43歳の時に家を出て、横浜の夫や息子と別れて東京に引っ越し、新しいパートナーとの生活を始めたのよね。だから、40代で恋愛を始めることを、まったく恥じる必要はないと思う。
近田 今の40代って、昔と違って、まだまだ若いじゃん。
浅野 その後、還暦を超えてからの10年間、アーティストのパートナーと暮らしたんだけど、あれが最後の恋になるのかな……。
近田 いやいや、ラストとは断言できないかもしれないよ(笑)。
浅野 その歳でも、新しい恋っていうのは、ときめきを与えてくれるのよ。手をつなぐだけで、少年少女みたいな気持ちが蘇ることに驚いちゃったから。引っ込み思案じゃもったいない!
》【後篇】「『こんな世の中、子どもを産む勇気が出ない』米兵の父、元芸者の母、母子家庭育ち…浅野忠信の母・順子さん(74)の回答は?」に続く
Junko Asano(あさの・じゅんこ)
1950年、横浜市出身。ゴーゴーガールやモデルを務めた後、ミュージシャンのKUJUN、俳優の浅野忠信の2児を儲ける。ブティックやバーの経営に携わった後、独学で絵画を描き始め、63歳で初の個展を開催。現在は、さまざまな著名ブランドのモデルとしても活動。
Haruo Chikada(ちかだ・はるお)
1951年生まれ、東京都世田谷区出身。75年に近田春夫&ハルヲフォンとしてデビュー。その後、ロック、ヒップホップ、トランスなど、最先端のジャンルで創作を続ける。文筆家としては、『週刊文春』誌上でJポップ時評「考えるヒット」を24年にわたって連載した。
画家・モデル 浅野順子さん×音楽家 近田春夫さん「いろいろあって70代」
会場:代官山 蔦屋書店シェアラウンジ イベントスペース(Zoom配信あり)
日時:7月4日(金)19:00~20:30
料金:リアル・オンライン参加券1,650円
詳細:代官山 蔦屋書店イベント告知HP
https://store.tsite.jp/daikanyama/event/humanities/47628-1731320530.html
お申込みは以下の専用応募フォームより
https://eventmanager-plus.jp/get/2ffbab53eca652789424fcbad4a3189850ad604974491a9d80cb9aca6d1b4f28
チケットのお問い合わせ:代官山 蔦屋書店 daikanyama.tsutayabooks.onlineevent@ccc.co.jp
その他のお問い合わせ:株式会社文藝春秋 宣伝プロモーション局 プロモーション部 pr@bunshun.co.jp
■浅野順子さん×近田春夫さんへのお悩みを募集!
イベント当日は、皆さんのお悩みに浅野さんと近田さんが答える「人生相談」も予定しています。6月23日(月)18時までに、CREA編集部 creaweb@bunshun.co.jp 宛に(件名を「浅野順子×近田春夫お悩み相談」に)、お名前(ペンネーム可)とともにお送りください。当日、会場にてご回答いただく予定です。
※限られた時間のため、すべてにお答えいただくことはできません。
続きは「CREA」2025年夏号でお読みいただけます。

2025.06.08(日)
文=下井草 秀
写真=平松市聖
CREA 2025年夏号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。