2万円以下でコスパ抜群、Androidタブレット2種を比較!

 解像度は1340×800ドットとやや低く、CPUもMediaTek Helio G80と、決してハイエンドではありませんが、動作は非常にサクサクとしており、1万円台半ばとは思えないほど快適に動作します。

 メモリカードによる容量追加も可能なほか、イヤホンジャックも搭載するなど拡張性も高く、限られた予算の中で、オールラウンドで使える小型タブレットを探している人にはぴったりの製品です。前述の解像度の低さに加えて、バッテリー容量が5100mAhとあまり多くないのが、強いて挙げれば気になるポイントです。

シャオミのタブレットは「とにかく安い」

 もう一つはシャオミの「Redmi Pad SE 8.7」です。前述のレノボ製品よりひと回り小さい8.7型のAndroidタブレットで、解像度はこちらも1340×800ドット。CPUはMediaTek Helio G85と、こちらもエントリー向けながら、実売1万5千円前後という破格の安さが特徴です。

 スペックを細かく見ると、前述のレノボ製品より「わずかに上」といえます。

 バッテリー容量は6650mAhと、前述のレノボ製品の約3割増。急速充電にも対応しています。こちらもメモリカードによる容量追加に対応するほか、イヤホンジャックも搭載。リフレッシュレートは90Hzと、格安タブレットとは思えない特徴も備えています。反対に重量が373グラムと、前述のレノボ製品の344グラムに比べるとやや重いのは、若干のマイナスポイントです。

2025.05.15(木)
文=山口真弘