
「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」のパク・ウンビンが再び天才に扮する、メディカル心理サスペンス「ハイパーナイフ 闇の天才外科医」(ディズニープラスのスターで独占配信中)。本作でウンビンは若き天才外科医でありながら、ある事件をきっかけに闇堕ちしてしまう狂気に満ちたチョン・セオクを演じる。
セオクの恩師で脳神経外科の世界的権威である教授チェ・ドッキを演じるのは、『満ち足りた家族』『ペパーミント・キャンディ』の名優ソル・ギョング。ドッキは不治の病に罹り、闇医者になったセオクを頼らざるを得なくなるが……というところから、二人の心理戦が始まる。血まみれになりながら笑うパク・ウンビンの姿に、衝撃を受ける人も多いだろう。
期待が高まる本作について、主演の二人と監督キム・ジョンヒョン(「クレイジーラブ」)に独占インタビューを行った。
セオクとドッキがぶつかって初めて相乗効果が生まれた

――「ハイパーナイフ 闇の天才外科医」は、お二方とも心理的にかなりハードな役柄だと思いますが、どのように役作りをされましたか?
パク・ウンビン:この二人の天才による心理戦が、実は今作の一番重要なポイントだと思います。メディカル心理サスペンスと銘打たれているとおり複合的なジャンルのドラマですが、その中にある登場人物の感情をどう捉えるのかがセオクを演じる上で、大切だと思いました。
ですから、頭で考えて演技するより、心で感じようと努力しながら、演技をしたように思います。

ソル・ギョング:事前に役作りをするというよりも、現場で生まれるものを大事にしましたね。もちろん、チェ・ドッキというキャラクターはどんな人間なのかということはある程度作っていくのですが、「ハイパーナイフ」の場合は特に、パク・ウンビンさんが演じたセオクとドッキがぶつかって初めて相乗効果が生まれ、その中で何か別の感情が生まれるようなシーンが多かったので、撮影現場に忠実であったというべきでしょうか。
彼女と対決しながら「ああ、こんな感情もあるんだな」と自分の中の感情を感じたり、「この人物は一体、何を考えているのだろう?」と思ったりもしました。チェ・ドッキもそうですし、セオクもやはりこの二つの感情を持ち続けていると思うんです。そこをどう表現すればいいかを考え続けていました。
2025.04.02(水)
文=石津文子