#6 韓国コスメがいま日本で爆発的に売れている理由は…

 “冬ソナブーム”の後、韓国の高級コスメが次々日本上陸、〇万円以上買うと新四天王のソン・スンホンとハグができる的なベタなキャンペーンが目立ったが、品質で上回る日本の化粧品には到底敵わず、その後撤退が相次ぐ。

 でも化粧品は国を挙げて成功させたい案件で、ならばと独自のeコマースを導入させたりするが、日本はセフォラさえ成功しない特殊な市場。それならば独創的な製品作りこそが鍵とばかりにユニークなプチプラコスメで一気に市場を広げ、ダメ押し的なコンビニ展開で爆発的にヒット。

 開発に絶対の力点を置いた韓国コスメは日本人も驚くほど高品質低価格、お洒落なアイテムが目白押し。諦めぬ執念の勝利が今頃日本のメーカーを慌てさせているのだ。

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齋藤 薫(さいとう かおる)

女性誌編集者を経て美容ジャーナリスト/エッセイストに。女性誌で多数のエッセイ連載を持つほか、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍。CREAには1989年の創刊以来、常に寄稿している。


 続きは「CREA」2025年春号でお読みいただけます。

Column

齋藤 薫 “風の時代”の美容学

美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍する、美容ジャーナリスト・齋藤薫が「今月注目する“アイテム”と“ブランド”」。

2025.03.19(水)
文=齋藤 薫(美容ジャーナリスト)
写真=平松市聖

CREA 2025年春号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

韓国のすべてが知りたくて。

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