ファミマは日本発祥の企業。ポップな今治タオルはお土産にも大人気!

国内人気はもちろん、海外からの旅行者が日本土産にコンビニエンスウェアを選ぶケースも増えていると言います。
「もともとそこも狙っていた部分ではありました。他のコンビニ大手が海外にルーツを持つなか、ファミリーマートは日本発であり、唯一アパレルブランドを持っているコンビニ。その部分が、4年間でさらに認知されてきていると感じています」
日本の伝統である今治タオルを媒介に、毎シーズンさまざまな色柄にアレンジしているハンカチシリーズも日本土産として人気。80年代のファミリーマートのロゴをあしらったハンカチも、国内外問わず多くのファンに愛されています。
こうして培われてきた唯一無二のブランド力を武器に、2024年は目標としていた台湾進出を実現。今後も海外展開に力を入れていく予定だとか。

着心地やシルエットにもこだわりが。新作ブルゾンで、フルコーディネートも可能に

コンビニで気軽に買える価格と品質を両立している点もコンビニエンスウェアの魅力の一つです。
「2年前に作ったジョガーパンツが好評で、同素材のトップスも作ってほしいとリクエストをたくさんいただきました。そこでコンビニでフルコーディネートできるぞという決意表明として、ジップアップジャケットを3,990円で展開することにしました」
驚きの価格ですが、もちろん素材やシルエットに一切の妥協は見られません。

「程よくハリのある生地に、撥水性やストレッチ性、UVカットを備えました。また肩から袖のラインがストンと落ちるようにパターンを設計。とくに袖にギャザーを入れることで、立体感のある美しいシルエットに仕上がっています」
ジップアップジャケットのメインカラーはブラウンとブラック。コンビニエンスウェアで展開するTシャツやパンツのカラーのどれをチョイスしても合うよう色バランスも計算して作られているので、ファミマに行けば悩むことなくお洒落なフルコーディネートが完成します。
2025.03.04(火)
文=平野美紀子
撮影=鈴木七絵