待ちに待った2月22日は猫の日。今年もCREAの「猫」特集がはじまりました!

 昨年猫好きの間で大変話題になった、獣医師・鍼灸師の中桐由貴さんが提唱する「ねこほぐし」。猫のためのマッサージやストレッチの方法を全工程写真で解説する『ねこほぐし 猫を整えるマッサージ&ストレッチ』(産業編集センター)は、わかりやすくてかわいいと大好評でした。

 そして待望の第3弾、『春夏秋冬ねこほぐし 猫を整える季節ごとのマッサージ』(産業編集センター)が2月14日に発売に。

 春は花粉症、夏は夏バテ、秋は太り気味、冬は冷える……。人と同じように猫も、季節や気候の影響を受けています。そんな季節ごとの不調や行動の変化を改善するための効果的な方法として、猫のツボマッサージがおすすめ。

 中桐さんの新刊より今回は特別に、冬と春に起こりがちな猫の不調、「身体や関節の痛みや動かしづらさ」「鼻水、鼻づまり」をケアする2つのマッサージを抜粋してご紹介します。


冬に起こりやすい身体の不調【身体や関節の痛みや動かしづらさ】

 冬の寒さにより、身体を巡る血液やリンパ液が停滞して、身体のこわばりや痛みが続きやすくなります。

Step① 頭頂部中心から首にかけて指でさする(脳戸・のうこ)。

Step② 頭部周辺の皮膚をつまんでいく(玉沈・ぎょくちん)。

Step③ 耳の後ろから耳にそって顔側へ、人差し指や中指で優しく圧をかけてなでる(完骨・かんこつ)。

Step④ 膝の内側と外側を親指とその他の指で包み、側面の骨を感じながらくるくるもみもみ(陽陵泉・ようりょうせん、陰陵泉・いんりょうせん)。

Step⑤ 膝を手のひらで包み、膝裏に親指をおき、太もも側から足先へなでる(委中・いちゅう)。

2025.02.15(土)
文=中桐由貴