2024年、大衆そば業界も波乱に満ちた一年だった。大衆そば業界にとって、2025年はどんな年になるのだろうか。
そこで、東京近郊で2024年に惜しまれながら消えていった一杯と、2025年ブレイクしそうな一杯を眺めてみようと思う。題して「東京ゆくそばくるそば」。
浜松町「蕎麦たつ」の「冷し春菊天そば」は絶品だった
都営地下鉄大門駅から徒歩5分位のところにあった「蕎麦たつ」は2024年7月31日に閉店した。ヒガシマルの薄口醤油を使ったやや甘めのすっきりしたつゆ。

朝いちで揚げている自家製の天ぷらは絶品。特に「春菊天」「紅しょうが天」「かき揚げ」「とり天」は人気があった。そばは「むらめん」製の生そばの茹で立てを提供していた。2024年前半でもっとも通った店であった。またどこかで再開を期待している。

2025.01.20(月)
文=坂崎仁紀