
「お菓子は失敗しがち」「お菓子屋さんみたいな技術や道具が必要」そんなお菓子作りのイメージを払拭した画期的なレシピ本『とんでもないお菓子作り』(江口和明著/ワニブックス刊)。シリーズ累計10万部を突破し、「料理レシピ本大賞 in Japan 2023」も受賞しました。
同シリーズの第三弾は『パウンド型ひとつで全部作れる! とんでもないお菓子作り』、なんと金属製のパウンド型付き! もちろん江口シェフならではの“失敗しない”ポイントだらけのレシピも満載で、お菓子だけでなくパンのレシピまで載っています。
ここではそこから「シフォンケーキ」の作り方を特別にご紹介しましょう。
レシピ本に型がついているのが嬉しい!

なによりうれしいのは本に型がついていること! 本をめくって「型がないから作れない」とか「買ってもまた使うかな?」と悩むことがありません。この型さえあれば、本に載っているすべてのメニューを作ることができるのです。
しかも、金属製で熱伝導がよく、初心者でも失敗しづらいベーシックな素材。まわりのサクッと感と中のしっとり感がちょうどよいバランスで焼き上がります。大きさは幅8.5センチ×高さ6センチ×長さ18センチと、多くのレシピ本でも使われている一般的なサイズなので汎用性も抜群です。
使うときはクッキングシートを敷き込んで

使うときはクッキングシートを敷き込みます。クッキングシートは21センチ×30センチくらいに切り出します。

底の大きさが7センチ×16センチになるように軽く折り目をつけ、角になる両側に7センチの切り込みを入れて折ればすっぽりと型に入るはず(写真を参照)。1センチほど型からシートが出ます。これで準備OK!
2024.12.20(金)
文=鶴留聖代、CREA編集部
写真=柿崎真子
スタイリング=青木夕子