#4 毛先パーマをお洒落に活かしたウルフショート
パーマを活かしたウルフベースのショートヘア。トップから襟足まで全体的に動きがでるようレイヤーを入れ、縦長のシルエットを作ることで、すっきりシャープな印象になり、全身もグッドバランスに。前髪は、サイドに流せるよう長めに設定することで、女性らしさもキープできます。
さらに、カラーは明るめのグレージュをチョイスすることで、透明感&立体感が引き立ち、軽やかな質感に仕上がります。
モデルのようにパーマが毛先に残っている場合は、タオルドライ後、ムース&バームをラフに揉み込むだけでランダムな動きが生まれてお洒落に仕上がるのもポイント。
ショートでも動きのあるスタイルを楽しみたい人や、スタイリングに自信がない人にもぴったりのスタイルです。
オーダーとスタイリングのポイント
ウルフベースで、動きが出るよう襟足は首に沿わせて長めにカット。モデルの場合は、過去にかけたパーマの質感を活かすため、全体的にレイヤーを入れ、縦長のフォルムに調整。前髪は、サイドに流せるよう頬骨にかかる長さに。
カラーは、11レベルのグレージュで透明感と軽やかさをプラス。
スタイリングは、タオルドライ後にムースを髪全体に揉み込み毛先に動きをつけたら、仕上げにバームでツヤ感を出す。
SAITO’s Point
最近は、ショートやロングでもウルフカットを取り入れる人が増えています。ウルフカットは段差の幅が広く、襟足にも段差をつけ軽やかにするのが特長です。ショートでもくびれがつくので、全体がひし形のシルエットになり小顔効果も期待できます。
ハンサムさもありつつ、前髪を長めに残すことで女性らしさも演出でき、カジュアルでもキレイめなファッションでもハマりますよ。また、モデルのカラーは明るめですが、ショート×動きのあるスタイルであれば、若作りには見えずお洒落に楽しめます。
2024.12.27(金)
文=松原 彩