冷たく乾いた木枯らしが吹き、日本に冬がやってきました。自然の美しさと厳しさをひときわ感じる季節です。
凍てつく寒さが生む景色や、澄んだ空気に映えるイルミネーション……日本各地の冬ならではの絶景・風物詩を集めました。
暖かくして、今しか見られない冬景色に会いにいってみませんか? 今回は、兵庫県が誇る冬の絶景・風物詩をピックアップ。日本の各地に息を呑むような素晴らしい景色が広がっています。
» #01 別宮の棚田
» #02 猪名川天文台
» #03 綾部山梅林
» #04 ぼたん鍋
» #05 篠山城跡 大書院
» #06 神戸旧居留地
» #07 玄武洞
» #08 摩耶山 掬星台
» #09 新舞子浜
» #10 鳴門海峡
◆別宮の棚田
鉢伏山の中腹、標高約700メートルの位置に、約130枚もの田んぼが広がる別宮の棚田。
兵庫県の最高峰、氷ノ山(ひょうのせん)を正面に望む景勝地で、日本の原風景が楽しめます。四季折々の景観が魅力で、雪化粧が施された棚田は息をのむ美しさ。
別宮の棚田(べっくうのたなだ)
所在地 兵庫県養父市別宮
https://www.yabu-kankou.jp/sightseeing/bekkutanada
◆猪名川天文台
「猪名川天文台」は、阪神地域の最高峰を誇る標高753メートルの「大野山」の山頂付近に立つ天文台。
2024年7月に故障したプラネタリウムがガバメントクラウドファンディングによって2025年1月初旬にリニューアル。寝転びながらダイナミックな天体の映像を鑑賞できます。また、2階には口径50センチメートルの反射望遠鏡を完備。肉眼では見えない約15等級の星まで観察できます。
毎週末には、天体観測会や双眼鏡の使い方教室など、さまざまなイベントも開催。空気が澄んで星がよく見える冬の時期に、神秘的な天体を楽しみに出かけてみて。
新プラネタリウムの一般公開:1月16日(木)〜予定。それまでの期間は望遠鏡のみ使用
※12月29日(日)〜2025年1月3日(金)は年末年始休業日
※積雪に伴い、道路や施設が閉鎖になることもあり。HPで要確認。
猪名川天文台(いながわてんもんだい)
所在地 兵庫県川辺郡猪名川町柏原字尾野ヶ嶽1-1
http://astropia.jp/wp/
2025.01.12(日)
文=CREA編集部