この記事の連載
人生で思わず夜ふかしして読んでしまったマンガは?
◆『SAKAMOTO DAYS』鈴木祐斗/集英社
町の商店を営むふくよかな坂本太郎の正体は、悪党が恐れ、憧れた元・伝説の殺し屋!! バトルとコメディが交錯するネオアクション活劇。
「アニメ化が先日決定した少年漫画を3ヶ月前に一気読みしてハマりました。バトルシーンが背景、モブ、全てを効果的に使い、非常におもしろく、佐藤田悦子という中年女性のキャラクターが中年女性の見た目のまま強くてカッコ良い存在として描かれていることも大好きです」
◆『宝石の国』市川春子/講談社
「ずっと追いかけていた作品が完結しました。仏教がベースに敷かれた宝石たちのお話の結末があまりにすばらしくて、読み終わった後1週間ひきずってしまい、なかなか現実に戻れませんでした。この感覚なんだろうと思ったら、『銀河鉄道の夜』を読んだ後の感覚(銀河鉄道はベースにキリスト教があるわけですが)」
犬山紙子さんの「マンガを読むときのマイルール」
「すぐ読みたいのでまず電子で買います。前日24時になるまで頑張って起きて24時になった瞬間読みます」
2024.09.12(木)
文=大嶋律子(Giraffe)