愛子さまはダンゴムシを手のひらに
皇室に入られてからも東宮御所に飛んできたクワガタなどを飼われて、幼虫から成虫になるまで飼育なさったこともあった。陛下も幼い頃に東宮御所で見つけたカブトムシやクワガタを飼われたことがあって、懐かしがられたという。
「両殿下(当時)は、昆虫をいくつものプラケースに入れて、登り木や朽木、栄養保水液などを入れて観察なさっていたそうです。飼育は、湿度の管理が難しいといわれましたが、何匹も産卵して幼虫から成虫になる過程をお二人で楽しまれていたそうです」(元東宮職)
両陛下の命あるものを大切になさる姿勢は、愛子さまにも伝わってきたようだ。「宮さま(愛子さま)は好奇心旺盛で、蟻やダンゴムシの生態を面白がられて、東宮御所で石をひっくり返して蟻の巣を見つけられたり、ダンゴムシを手に乗せて丸くなるところを見せてくださったりしました。飼育もなさっていましたね」(前出・元東宮職)
2024.08.02(金)
文=友納尚子