ジュースで作った氷をプレゼント
シャオシャオとレイレイは、6月23日(日)に3歳になりました。姉のシャンシャン(香香)が上野動物園で迎えた最後の誕生日(5歳になった2022年6月12日)は日曜日で、観覧のための待ち時間が最長4時間ほどに及びました。
一方、双子の3歳の誕生日は雨が降ったためか、同じく日曜日にもかかわらず、待ち時間は最長でも2時間未満でした。双子が別々に暮らすようになり、観覧するにはそれぞれの列に並ぶ必要があるため、観覧者が分散されたことも一因と考えられます(参照:上野動物園で暮らす双子パンダが2歳で離ればなれに。シャオシャオのトレードマーク「緑のライン」は!?)。
気温の高い日が続いていることから、双子の誕生日に近い日、職員はジュースなどで作った氷を双子とその両親のシンシンとリーリー(力力)にプレゼント。シャオシャオはリンゴ味の氷をよく舐め、レイレイは氷を持って舐めたり体にこすり付けたりしたそうです。職員はハート形や星形のニンジン、パンダ形のパンダ団子なども作り、氷に添えました。
パンダは暑さが苦手なので、暑い日は冷房の効いた室内で過ごし、屋外に出られません。こうしたなか、動物園ではさまざまなエサを試すなどして、パンダが健やかに暮らせるように取り組んでいます。
パンダワールド We love PANDA
定価 1,650円(税込)
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2024.07.25(木)
文・写真=中川美帆