◆曽々木海岸

 海と岩が織りなす自然美と豪快な断崖の風景が海岸線に続く、野性味あふれる曽々木海岸。

 波の侵食により複雑な模様になった流紋岩が見どころ。能登半島地震によって、曽々木海岸のシンボルだった岩の真ん中に穴の開いた窓岩が崩落してしまったことが残念だ。

 この海岸線にある垂水の滝は、滝水が断崖から直接海へ落ちる珍しい滝で、輪島を代表する景勝地の一つとなっている。こちらも地震によって風景が一変したが、滝自体は健在だ。

曽々木海岸(そそぎかいがん)

所在地 石川県輪島市町野町曽々木
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kyoiku/bunkazai/siseki/2-3.html

◆和倉名物三尺玉 北陸中日夏花火

  2024年元旦に発生した能登半島地震の影響で2024年は残念ながら中止となってしまったが、「和倉名物三尺玉  北陸中日夏花火」は、開湯約1200年を誇る能登半島最大の湯処「和倉温泉」で開催される花火大会だ。例年であれば、温泉街のすぐ目の前にある和倉港沖から約2,000~3,000発の花火が打ち上げられる。

 一番の見どころは、北陸最大級の3尺玉。爆音とともに大輪の花を描き、その衝撃は旅館の窓ガラスを振動させるほど。音楽スターマインも必見だ。

 旅館からは至近で花火を眺められ、客室によっては窓から花火が見られることも。花火が見える客室は人気があるので、早めの予約がおすすめ。2025年以降の開催に期待したい。

開催日:2024年は中止

北陸中日夏花火(ほくりくちゅうにちなつはなび)

所在地 石川県七尾市和倉町2-13-1
https://www.wakura.or.jp/brochure/brochure-294-2/

※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。