この記事の連載

 『梨泰院クラス』『ユミの細胞たち』など、次々と話題作に出演し、日本でも注目を集めているアン・ボヒョンさん。日本でファンミーティングを行うため来日したアン・ボヒョンさんに、演技のこと、プライベートのこと、そして「究極の選択」まで、たっぷりお聞きしました。

【前篇を読む】『ユミの細胞たち』『梨泰院クラス』世界で注目を集めるアン・ボヒョンが語る俳優としてのターニングポイント
【後編を読む】出演作のヒロインと恋愛をするなら?アン・ボヒョンに聞いた究極の選択!


『財閥×刑事』の相手役であるパク・ジヒョンさんへのメッセージとは

――アン・ボヒョンさんは、作品の撮影が終わった後でも多くの共演者の方と交流を続けていらっしゃる印象があります。これまで共演した方の中で、特に感謝している方はいらっしゃいますか?

 誰というのではなく、これまで相手役をしてくださった全ての方に感謝しています。『軍検事ドーベルマン』ではチョ・ボアさんが時間を作ってセリフ合わせをしてくださったり、現場以外のところでたくさん手助けしてくださったりしました。

 『マイネーム:偽りと復讐』のハン・ソヒさんは、アクションスクールに一緒に通ってアクションを学んだりもしたんですよ。皆さんが助けてくださったおかげでいい作品ができたと思っています。

――どなたかにメッセージを送るなら?

 『財閥×刑事』の相手役であるパク・ジヒョンさんにメッセージを送りたいです。ジヒョンさんは、これまでお金持ちのお嬢さん役が多かったのですが、この作品では刑事役をすることになり、プレッシャーや心配があったと思うんです。アクションも初挑戦だったそうですし。

 それでも、自分ができる最大限の努力をしてくれました。ジヒョンさんのおかげで、僕も上手く感情移入をすることができました。そんなジヒョンさんには「シーズン2でも、あまり心配しすぎずに、準備をしっかりやって羽ばたいてくれ」と言いたいですね。

――恋愛ものとジャンルもの、どちらのオファーがうれしいですか?

 お声がけいただけるならどんなものでもありがたいですが、強いていうなら、ジャンルものでしょうか。ジャンルものは、様々な種類があるので、やったことのない役ばかりなんですよ。

――ファンの方は、恋愛ドラマを選んでほしいのでは?(笑)

 あはは。女性はメロドラマが好きな方が多いですよね。恋愛ドラマもオファーをいただけるのであれば、大歓迎です。

2024.06.16(日)
文=酒井美絵子
撮影=平松市聖