ふぐ形のパッケージがキュートなふぐひれ
◆ふぐひれ(柳井商店/佐伯市)
佐伯市にあるとらふぐ専門店「柳井商店」の人気商品として15年にわたり愛されてきた「ふぐひれ」が、手に取りやすい2枚入りのミニサイズにリニューアル。アツアツの日本酒にふぐひれを入れ30秒ほど待つだけで、おいしいひれ酒が堪能できる。
大分県南部に位置する佐伯市は、日本有数の好漁場である豊後水道に面した水産業が盛んな地域。1980年ごろ、このエリアにふぐの加工業者がいなかったことから、先代がふぐの加工業をスタート。その技術や伝統が現在にも受け継がれ、「ふぐをより親しみやすいものにし、ふぐを通じて福を広げたい」という思いから、新たな商品開発にも取り組んでいる。
ふぐは毒のある内臓以外、身から皮、ひれまですべて食べられるのが特徴。キュートなパッケージに入ったこのふぐひれは、自宅で楽しむのはもちろん、手土産にすればその場が盛り上がること間違いなし! 佐伯市の豊かな自然とふぐのおいしさを感じながら、ぜひ一度ご賞味あれ。
豊後水道ふぐ 柳井商店
所在地 大分県佐伯市野岡町1-8-27
電話番号 0120-298-871
https://fugunoyanai.com/
新感覚の甘おいしいポン酢と辛党向けポン酢
◆甘ぽん、辛ぽん(マルマタしょう油/日田市)
九州の水郷・日田市の清らかな水と風土が育んだポン酢の新星、「甘ぽん」と「辛ぽん」が「マルマタしょう油」から新発売。
甘ぽんは既存の「甘ぽん酢」をリパッケージしたもので、大分県の特産品であるカボスの生果汁を使用した、新感覚の甘おいしいぽん酢。旨みが強くやさしい味わいなので、酸味が苦手な人やこどもにもおすすめだ。
そして、辛み好きにはたまらない辛ぽんも少量サイズで新たに登場。甘ぽんにラー油やトウガラシを加えており、「辛」「甘」「旨」を一度に楽しめる。
1859年の創業以来、全工程を自社で行う一貫製造体制によって醤油を中心とした醸造業を営み、オリジナルの味を追求してきたマルマタしょう油。九州醤油のような甘みと旨みが凝縮されたぽん酢を通じて、新たな食文化を育み、日田の魅力を広めてゆく。
マルマタしょう油
所在地 大分県日田市隈2-2-36
電話番号 0973-22-2050
https://www.marumata-s.com/
車えびとあおさの風味豊かなかりんとう
◆車えびかりんとうプレミアム(おおいた姫島/東国東郡姫島村)
離島・姫島の魅力がぎゅっと詰まった逸品、「車えびかりんとう」が新たな装いで登場。姫島で採れた車えびや天然のあおさを贅沢に使用したこのかりんとうは、風味豊かで栄養たっぷり。こどもから大人まで楽しめる人気商品が新パッケージで食べ切りやすい量になり、さらに手軽に味わえるようになった。
姫島は、約30万年前の火山活動により形成された美しい自然を有する離島で、大分県国東半島の沖合に位置するジオパークのひとつ。しかし、人口減少により産業が衰退しつつある。
そこで「おおいた姫島」は食品加工業を中心に事業を拡大し、姫島産の車えびを使った食品を島外へ展開。人々が姫島で安心して暮らせるような環境づくりを目指し、今日も挑戦を続けている。
おおいた姫島
所在地 大分県東国東郡姫島村2051
電話番号 0978-87-2067
https://oita-himeshima.jp/
魚の旨みとごまの香りが食欲を掻き立てる郷土調味料
◆ごまだし(漁村女性グループめばる/佐伯市)
焼いた魚と調味料を混ぜた万能出汁「ごまだし」は、佐伯市で受け継がれてきたローカルフード。漁師の妻たちによって結成された「漁村女性グループめばる」が手がけるこのごまだしは、丁寧に下処理した新鮮な季節の魚をふんだんに使用し、魚の旨みが最大限引き出された逸品。今回、より手軽に楽しめる食べ切りサイズにリパッケージされ、日常の食卓に取り入れやすくなった。
ごまだしは、出汁としてはもちろん、味噌と合わせたり、アンチョビの代わりにパスタに使ったり、マヨネーズと和えてディップにしたりするなど、多彩なアレンジが可能。地元に根ざしたこの味を、自身のアレンジで楽しんでほしい。
佐伯市の漁師町、鶴見地区は、県内一の漁獲高を誇る好漁場。漁村女性グループめばるは、家族が獲ってきた魚を無駄なく加工し、多くの人にそのおいしさを届けることで、水産事業の安定と地域循環に貢献している。
漁村女性グループめばる
所在地 大分県佐伯市鶴見大字沖松浦1395-4
電話番号 0972-33-0274
2024.06.14(金)
文=佐藤由樹