自分用にも贈り物にもぴったり！ 大分県の魅力がぎゅっと詰まった サステイナブルな10商品

椎茸の魅力がたっぷり詰まった乾椎茸と読本

◆しいたけ読本（王将椎茸／臼杵市）

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　大分県は、日本一の乾椎茸の生産地（※）。なかでも臼杵市では、有機農業を推進する「ほんまもん農産物」認証制度を採用。恵まれた自然環境で原木栽培により育てられた椎茸を乾燥させた乾椎茸は、栄養豊富で旨みがぎゅっと凝縮されている。

　そんな臼杵市の乾椎茸を楽しめるのが、「王将椎茸」の「しいたけ読本」。この商品に入っているスライス乾椎茸は、通常の乾椎茸よりも戻し時間が短く、30分から1時間程度で使用可能。しかも、スライスされているので戻した後も切る手間が省け、調理の手間は最小限にいつでも手軽に乾椎茸の旨みを楽しめる。

　さらに付録の「しいたけ読本」には、椎茸にまつわる魅力が満載。これを読むことで椎茸についてより深く理解することができ、そのおいしさを存分に味わえるはずだ。

　1974年の創業以来、安心安全でおいしい乾椎茸を提供する王将椎茸のこの特別な商品が、食卓に健康とおいしさを届けてくれる。

※参考:王将椎茸株式会社令和2年特用林産基礎資料しいたけ都道府県別生産実績より

次世代型アップサイクル調味料

◆ギャバ入りニラ醤油（LogStyle／大分市）

　大分県特産のニラと酒造りの過程で生まれる「GABA」が融合した新たな調味料、「ギャバ入りニラ醤油」。この商品は、2019年に誕生した人気商品「ニラ醤油」をさらに進化させたもので、大分県産の麦焼酎「いいちこ」の製造過程で偶然発見されたGABAが加わり、味と栄養が一層豊かになった。

　ニラ醤油は、ラーメン店も営む「LogStyle」の代表が、ニラの根元を15%も廃棄していたことを「もったいない」と感じたことから開発されたアップサイクル調味料。現在は仕入れたニラのロス率をほぼゼロに抑えることに成功し、フードロス対策に貢献している。

　ニラの茎や大麦の搾りかすといった副産物を有効活用した次世代調味料が、環境負荷を軽減しつつ、家庭に新たな料理や味わいをもたらしてくれる。

県産品とコラボした3種類のフレーバーティー

◆フレーバーティー（丹羽茶舗／中津市）

　明治時代より中津の地で日本茶専門店を営む「丹羽茶舗」と地元生産者とのコラボレーションにより、新たな味わいのフレーバーティーが誕生。

　バリエーションは、中津市の「HARU CHOCOLATE」のカカオハスク（カカオ豆の種皮）を使用した「カカオ煎茶」、中津市の「おはら果樹園firm」のオリジナル柑橘「マコポン」の皮を使った「マコポン和紅茶」、そして大分市の「ヤドカリカンパニー」の無農薬生姜を使用した「生姜ほうじ茶」の3種類。

　丹羽茶舗は、時代と共に変化するお茶文化や茶屋の価値を見据え、ロゴや商品パッケージの刷新、喫茶室のオープンなどを行ってきた。お茶の文化をより身近に感じられる形へと変え、肩の力を抜いて気軽にお茶を楽しめるようなサービスを提供している。

　地元の素材や人々をつなげ、地域循環を生み出すことで、新たなお茶文化を発信する丹羽茶舗。このフレーバーティーを通じて、大分県の豊かな恵みと地元の人々の思いを感じてみてほしい。

森の神秘的な空気が満喫できるミストスプレー

◆FOREST MIST for sleep 青の霧（久恒山林／中津市）

「FOREST MIST for sleep 青の霧」は、ルームミスト、ピローミスト、ファブリックミストなど、多様な使い方ができるミストスプレー。商品名は、遠くの山々が青く見える「ブルーヘイズ」という現象が由来である。

　この青さは、樹木から発散されるフィトンチッド、特に針葉樹に多く含まれるα-ピネンという芳香成分によるものだ。この成分を森林内の空気と同じ低濃度で取り入れることで、身体の緊張をほぐし、リラックスさせる効果があるという。ミストスプレーは、その静かに澄んだ森の香りをイメージして作られている。

　中津市で林業を営む「久恒山林」は、耶馬渓での作業の際に出る間伐材を使用してアロマ事業をスタート。現代の生活環境で感じにくい自然の息づかいを、商品を通して届けるために、森づくりから植物の採集、蒸留所での抽出、充填やラベルの貼付まで、すべて手作業で行っている。

　暮らしの中に森の香りを取り入れ、耶馬渓の渓谷美を思い浮かべながらリラックスタイムを楽しんで。

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2024.06.14(金)
文＝佐藤由樹