現在放送中のドラマ「シークレット同盟」で狂気のストーカー・律子を演じている長野凌大。7人組ボーイズグループ「原因は自分にある(通称:げんじぶ)。」メンバーとしても活躍している彼自身が「俳優としての転機作」として語る話題作に懸ける想いを語る。


●弟のステージを見て、「僕もやりたい!」

――幼い頃の夢を教えてください。

 幼稚園の年少ぐらいの頃からサッカーをやっていたので、将来の夢はサッカー選手でした。あとは鉄道が好きで、プラレールなどを集めていたこともあり、運転手というよりは、後ろのドアを閉めるような車掌さんになりたかったです。

――その後、弟さんと同時に現在の事務所(スターダストプロモーション)にスカウトされたそうですね。

 小学生の頃、家族で横浜のショッピングモールに行ったとき、事務所の方にお声掛けいただいたのですが、当時はサッカーしか興味なかったので、一度お断りさせていただきました。

 そのときは5歳下の弟が事務所に入ったのですが、EBiDANの研究生になった弟のステージを観に行ったときに、「僕もやりたい!」と思い、面接を組んでいただき、僕も所属させてもらいました。なので、半分スカウトで、半分オーディションです。

――その後、EBiDANとしてのレッスンや活動はいかがでしたか?

 それまで、歌やダンスをやったことはなかったのですが、自分の知らない世界に飛び込んでいったことが新鮮に感じ、最初はできないながらも、レッスンは楽しかったです。

 負けず嫌いな性格やサッカーをやっていたことによる忍耐強さもあったとは思いますが、その後も「お芝居もやりたい」という気持ちが湧いてきて、いろんなことを学んでいます。

2024.05.24(金)
文=くれい響
撮影=細田 忠
ヘアメイク=小原梨奈 OHARA RINA
スタイリスト=竹上奈実